特許
J-GLOBAL ID:200903037419333308

密閉型電池用防爆封口板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-083839
公開番号(公開出願番号):特開平10-284034
出願日: 1997年04月02日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】所定の電池内圧で破断させる易破断部を、量産性に優れた製作手段により所定の破断強度に正確に形成でき、信頼性の高い電流遮断機能を得られる密閉型電池用防爆封口板の提供。【解決手段】下部金属箔弁体18に、中央部を囲むように形成された略C字形状の通気口29と、通気孔29に囲まれて上部金属箔弁体17との接続部28を有する舌片部25と、舌片部25と周縁部との境界部であって通気口29の両端孔縁間の部分により形成された易破断部31とを備える。
請求項(抜粋):
発電要素を収納した電池ケースの開口部を密閉するとともに、電池内圧が設定値まで上昇したときに一部が破断して通電電流を遮断する密閉型電池用防爆封口板において、導電性を有する上部および下部の両金属箔弁体が、それらの周縁部間に絶縁ガスケットを介在して重ね合わされ、且つ各々の中央部位を互いに溶着した接続部のみを介して電気的に導通され、前記両金属箔弁体が、前記上部金属箔弁体の上部に金属キャップを配置して金属ケース内に挿入されてなり、前記下部金属箔弁体は、中央部を囲むように形成された略C字形状の通気口と、この通気孔に囲まれて前記接続部を有する舌片部と、前記舌片部と前記周縁部との境界部であって前記通気口の両端孔縁間の部分により形成され、電池内圧が所定値に達した時に破断する易破断部とを備え、電池内圧が所定値に達したときに、前記上部金属箔弁体の上方への変形による応力を受けて前記易破断部が破断することにより、前記舌片部が前記上部金属箔弁体と一体となって前記下部金属箔弁体から分離するように構成されたことを特徴とする密閉型電池用防爆封口板。
IPC (5件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/04 ,  H01M 2/08 ,  H01M 2/34 ,  H01M 10/40
FI (5件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/04 F ,  H01M 2/08 F ,  H01M 2/34 A ,  H01M 10/40 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 防爆形密閉電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-276070   出願人:日立マクセル株式会社
  • 密閉型電池用防爆封口板
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-241112   出願人:松下電器産業株式会社

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