特許
J-GLOBAL ID:200903037434988981

プラスチック気泡シートの製造装置および製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-023687
公開番号(公開出願番号):特開平11-216770
出願日: 1998年02月04日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 異なるグレードの気泡シートを連続して製造することができるよう、成形ロールの交換をターレット方式で簡単に行なうことができ、押し出されるプラスチック材料を切断することなく交換作業を完了することができるようにした装置を提供する。【解決手段】 凹みの形状・寸法・配置の少なくともひとつに関して異なる2個の成形ロール2A,2Bを並行に配置し、それらの中央に軸をもつ回転支持体6と、回転支持体から両側に延びる2組の軸受アーム7A,7Bによって支持し、回転支持体の回転と軸受アームの伸縮とによって相互に位置を交換して稼働する成形ロールを切り換えられるようにし、加圧ロール3および剥離ロール4の位置を移動可能であって運転時と切換時とで異なるようにする。
請求項(抜粋):
プラスチックフィルムを押し出すための並行に配置した2個のTダイ(1A,1B)、それらTダイの下方にあって、一方のフィルム(CP)を真空成形して型の凹みの形状に応じた多数の突起を有するキャップフィルムとするための、ほぼ水平に置かれた成形ロール、他方のフィルム(BF)をバックフィルムとしてキャップフィルムの突起の底面に貼り付けて、空気が封入された多数の密閉室を有する気泡シート(AB)を製造するための、成形ロールの一方の側に、これに接して置かれた加圧ロール(3)、成形ロールの加圧ロールとは反対の側に置かれて、製造された気泡シートを成形ロールから剥離するための剥離ロール(4)、剥離された気泡シートを巻き取り手段に導くためのガイドロール(5)および巻き取り手段から本質的に構成されるプラスチック気泡シート製造装置において、成形ロールが、凹みの形状・寸法および配置の少なくとも1種において異なる2個の成形ロール(2A,2B)の組からなり、2個の成形ロールは並行に配置され、それらの中央に軸をもつ回転支持体(6)と、回転支持体から両側に延びる2組の軸受アーム(7A,7B)によって支持され、回転支持体の180度の回転によって相互に位置を交換するとともに、相互に遠ざかり、または接近することにより、稼働する成形ロールを切り換えることが可能であり、加圧ロール(3)は成形ロール(2A,2B)に対して押圧に至るまで近づき、また離れることが可能であり、剥離ロール(4)は、その位置を、運転時には成形ロールの側方にあるが、成形ロール切り換え時には成形ロール下方に移動することが可能であるように構成し、かつ、剥離ロールは、その移動につれて、ガイドロール上方から剥離ロールに接するまで移動して剥離ロールと共働してフィルムの通過位置を規定する第一のピンチロール(8)を伴ない、ガイドロール(5)もまた、運転時にはその下方にあって成形ロール切り換え時にはガイドロールに接するまで上昇してガイドロールと共働してフィルムの通過位置を規定する第二のピンチロール(9)を伴なう構造を特徴とする製造装置。
IPC (6件):
B29C 51/02 ,  B29C 47/06 ,  B29C 51/22 ,  B29K105:04 ,  B29L 7:00 ,  B29L 9:00
FI (3件):
B29C 51/02 ,  B29C 47/06 ,  B29C 51/22
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-050816
  • 特開昭61-283521
  • 気泡性緩衝シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-011982   出願人:宇部興産株式会社

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