特許
J-GLOBAL ID:200903037505784258

成形性及び塗装焼付硬化性に優れた常温遅時効性アルミニウム合金薄板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-245195
公開番号(公開出願番号):特開平7-097667
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【構成】重量%で、Mgを1.5 〜3.5 %、Cuを0.3 〜1.0 %、Siを0.05〜0.35%、Feを0.03〜0.50%、Tiを0.005 〜0.15%、Bを0.0002〜0.05%の範囲で含有し、かつMg/Cuの値が2 〜7 であり、残部がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金溶湯を連続鋳造により鋳造し、この鋳塊に対し、400〜580 °Cの範囲内の温度で均質化処理を施した後、熱間圧延及び冷間圧延することにより所望の板厚とし、次いで500 〜580 °Cの範囲内の温度まで3 °C/秒以上の加熱速度で加熱してその温度で0 〜60秒間保持し、2 °C/秒以上の冷却速度で冷却し、室温放置後又は直接45〜110 °Cの温度範囲で2 〜48時間の熱処理を行い、その後180 〜300 °Cの温度で3 〜60秒間保持する。【効果】プレス成形性及び塗装焼付硬化性に優れ、かつ良好な常温遅時効性を有するアルミニウム合金薄板の製造方法が提供される。
請求項(抜粋):
重量%で、Mgを1.5〜3.5%、Cuを0.3〜1.0%、Siを0.05〜0.35%、Feを0.03〜0.50%、Tiを0.005〜0.15%、Bを0.0002〜0.05%の範囲で含有し、かつMg/Cuの値が2〜7であり、残部がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金鋳塊に対し、400〜580°Cの範囲内の温度で1段又は多段の均質化処理を施した後、この鋳塊を熱間圧延及び冷間圧延することにより所望の板厚とし、次いで500〜580°Cの範囲内の温度まで3°C/秒以上の加熱速度で加熱してその温度で0〜60秒間保持し、2°C/秒以上の冷却速度で冷却し、室温放置後又は直接45〜110°Cの温度範囲で2〜48時間の熱処理を行い、その後180〜300°Cの温度で3〜60秒間保持することを特徴とする成形性及び塗装焼付硬化性に優れた常温遅時効性アルミニウム合金薄板の製造方法。
IPC (2件):
C22F 1/047 ,  C22C 21/06
引用特許:
審査官引用 (1件)

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