特許
J-GLOBAL ID:200903037514565747

可逆的複合材電極を含む少なくとも1つの電極アセンブリを有するイオン浸透装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-505530
公開番号(公開出願番号):特表平10-505254
出願日: 1995年07月25日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】少なくとも1つの電極が、重合体バインダー、粉末状または繊維状導電性フィラーおよび電気化学的酸化または還元により消費され得る分割材料を含有する複合材電極である装置。複合材電極のバインダーは、60-100モル%の1,2-エポキシプロパンおよび/または1,2-エポキシブタン、および前記オキシドと共重合可能な40-0モル%の少なくとも1つの他のモノマーからなる。この装置は、対象に有効成分を経皮供給するのに有用である。
請求項(抜粋):
活性成分を対処に経験皮投与する為のイオン浸透装置であって、該装置は第1の電極アセンブリと第2の電極アセンブリと電気信号発生機を含有するタイプであり、前記第1電極アセンブリは活性電極と呼ばれる第1電極で構成され、該第1電極は、一方で活性成分を少なくとも部分的にイオン化された形態、または中性形態で保持する電解質を含むために、そして他方で対象の皮膚のある領域と接触して設置される場合に前記第1の電極と前記領域との間のイオン伝導の連続性を確保するために、適合させた活性貯蔵容器単位と接触しており、上記第2電極アセンブリは、(i)もどり電極と呼ばれる第2の電極、または好ましくは、(ii)貯蔵容器単位と接触している第2の電極で構成され、該貯蔵容器単位は、少なくとも電解質を保持するために、そして対象の皮膚の一部と接触続して設置される場合に、第2の電極と前記皮膚の一部分との間のイオン伝導の連続性を確保するために配置され、上記電気信号発生機は、第1の電極が活性成分のイオンと同じ極性を有するか、または前記活性成分が中性である場合には陽極性を有する様に、且つ、第2の電極が第1の電極のものと反対の極性を有する様に、前記第1の電極と第2の電極のそれぞれに接続することが可能であり、上記、活性貯蔵容器単位に接触している第1の電極および/または貯蔵容器単位に接触している第2の電極は、重合体バインダーおよび前記バインダーの体積による%として4%〜60%の電気化学的に非消費性の粉末または繊維状の導電性フィラーおよび4%〜100%の電気化学的酸化または還元により消費可能な分割材料を含む組成物から形成された複合材電極から成り、そして複合材電極のまたは複数の複合材電極の各々の重合体バインダーが、1,2-エポキシプロパンおよび/または1,2-エポキシブタンをベースとする少なくとも1種の重合体を含有し、且つ、モル%で、60%〜100%の1,2-エポキシプロパンおよび/または1,2-エポキシブタン、並びに1,2-エポキシプロパンおよび/または1,2-エポキシブタンと共重合可能な40%〜0%の1種または複数の他のモノマーを含有することを特徴とするイオン浸透装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特表平5-507012
  • イオン伝導性ポリマー電解質
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-244692   出願人:第一工業製薬株式会社
  • 導電性高分子組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-141973   出願人:第一工業製薬株式会社
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