特許
J-GLOBAL ID:200903037599820694

放電加工による表面処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-168636
公開番号(公開出願番号):特開平9-019829
出願日: 1995年07月04日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】電極としてW(タングステン)、Ti(チタン)、V(バナジウム)、Ta(タンタル)、Nb(ニオブ)など、耐磨耗性の高い炭化物を作りやすい金属電極を用いるとともに、C(炭素)を多く含有する加工液を用い、1次加工のみで表面処理を行う。【目的】 工作物表面に耐磨耗性の高い強固な金属炭化物の表面処理膜を形成し、工作物の耐磨耗性、耐食性を大幅に向上させる。【構成】 W(タングステン)、Ti(チタン)、V(バナジウム)、Ta(タンタル)、Nb(ニオブ)など、耐磨耗性の高い炭化物を作りやすい金属電極と、C(炭素)を多く含有する、放電加工油、高分子化合物系加工液、高分子化合物を混合した水系加工液などの加工液と、前記加工液を極間に供給する加工液供給手段と、前記電極金属物質と加工液中の炭素との間に化学反応を発生させる放電電流パルスを供給する放電パルス供給手段を備えた。
請求項(抜粋):
液中で被加工物表面に改質層を形成する放電加工による表面処理方法において、炭素と結合して耐磨耗性の高い炭化物を形成する金属を電極として用い、所定の絶縁耐力を有し、炭素を所定量含有する液体を加工液として用い、所定の立ち上がり時間を有する電流波形を放電パルス波形として用いることにより、放電加工の熱作用によって前記金属電極物質と前記加工液中の炭素との間に化学反応を発生せしめ、前記被加工物表面に金属炭化物の改質層を形成することを特徴とする放電加工による表面処理方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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