特許
J-GLOBAL ID:200903037624044114

稲妻防止用ケーブル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 武彦 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-546373
公開番号(公開出願番号):特表2002-513195
出願日: 1999年04月21日
公開日(公表日): 2002年05月08日
要約:
【要約】本発明により稲妻を阻止する事が出来るケーブルが提供される。本発明のケーブルは、少なくとも一つの電力導体或いは信号導体を構成する内部導体を含んでおり、チョーク導体は当該内部導体の回りを螺旋状に巻きついている。若し、稲妻が、ケーブルそのもの或いはアンテナの様に、当該ケーブルが接続されている装置の近傍に落ちた場合、当該チョーク導体は、当該稲妻によって発生した電流に対して高インピーダンスを呈し、それによって稲妻による電流が、当該チョーク導体の下流方向に流れる事を防止出来、従って、内部導体に入り込む事が防止出来、それ故内部導体及びそれに関連する全ての電子部品への損傷が防止出来る。好ましくは、シールドも又当該チョーク導体とは反対方向に、当該チョーク導体に近接して設けられている内部導体の回りに螺旋状に巻かれており、それによって、当該チョーク導体とシールドとの交叉部に形成される角度は、稲妻放電による磁界成分をブロックする為に約90°と設定される。
請求項(抜粋):
少なくとも一つの内部導体、 一つのチョーク導体であって、当該チョーク導体は、当該内部導体の回りを螺旋状に巻きついており、当該チョーク導体は当該内部導体には直接的には接触しておらず、当該チョーク導体は、稲妻が、ケーブル近傍に落ちた場合、当該稲妻によって発生した電流に対して高インピーダンスを呈するチョーク導体、及び 螺旋状のシールドであって、当該螺旋状のシールドは、内部導体の回りに、当該内部導体に対して当該チョーク導体が巻きついている方向とは反対方向に、螺旋状に巻かれており、且つ当該チョーク導体と当該螺旋状のシールドとはそれぞれ第1と第2の端部を有するものであり、更に当該チョーク導体の第1の端部は当該螺旋状のシールドの第1の端部と接続されており且つ当該チョーク導体の第2の端部は当該螺旋状のシールドの第2の端部と接続されている螺旋状のシールドとから構成されている稲妻防止用ケーブルであって、当該ケーブルに於て、稲妻がケーブル近傍に落ちた事によって発生する電流が、当該チョーク導体及び当該螺旋状のシールドを介して流れる際に当該チョーク導体と当該螺旋状のシールドによって形成される磁界が実質的に相殺され、それによって落雷による損傷の影響が低減されるものである事を特徴とする稲妻防止用ケーブル。
IPC (3件):
H01B 11/10 ,  H01B 11/12 ,  H01B 11/18
FI (3件):
H01B 11/10 ,  H01B 11/12 ,  H01B 11/18 Z
Fターム (3件):
5G319FA10 ,  5G319FC21 ,  5G319FC37
引用特許:
審査官引用 (4件)
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