特許
J-GLOBAL ID:200903037641547294

防食膜形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山田 恒光 ,  大塚 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-140715
公開番号(公開出願番号):特開2005-320602
出願日: 2004年05月11日
公開日(公表日): 2005年11月17日
要約:
【課題】短い期間でしかも安価に防食膜を形成でき、これにより汎用的な海洋鋼構造物への適用を容易にする。【解決手段】鋼ケーソン1を陰極とし、鋼ケーソン1と対向させて海水中に設けた海中部材3を陽極としてそれらの電極間に直流電流を流し、海水の電解反応により鋼ケーソン1に防食膜を形成して防食を行う防食膜形成方法であって、鋼ケーソン1に水酸化マグネシウム主体の被膜が形成される電流密度となるように電極間に電流を流すことにより所定膜厚の被膜を形成した後、電流の供給を停止し、海水存在下で生じる水酸化マグネシウムに対して炭酸カルシウムが置き換わる組成置換作用により防食膜を形成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
海洋鋼構造物を陰極とし該海洋鋼構造物と対向させて海水中に陽極を配置してそれらの電極間に直流電流を流し、海水の電解反応により海洋鋼構造物に防食膜を形成して海洋鋼構造物の防食を行うようにしている防食膜形成方法であって、前記海洋鋼構造物に水酸化マグネシウム主体の被膜が形成される電流密度となるように電極間に電流を流すことにより所定膜厚の被膜を形成した後、電流の供給を停止し、海水存在下で生じる水酸化マグネシウムに対して炭酸カルシウムが置き換わる組成置換作用により防食膜を形成することを特徴とする防食膜形成方法。
IPC (2件):
C23F15/00 ,  E02D31/06
FI (2件):
C23F15/00 ,  E02D31/06 B
Fターム (3件):
4K062AA10 ,  4K062EA05 ,  4K062FA01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 海洋鉄鋼構造物の防食方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-129481   出願人:本州四国連絡橋公団, 株式会社本州四国連絡橋エンジニアリング, 三井造船株式会社

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