特許
J-GLOBAL ID:200903037723794206

薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 星宮 勝美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-098404
公開番号(公開出願番号):特開2000-293815
出願日: 1999年04月06日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】 記録ヘッドのトラック幅の縮小および磁路長の縮小を可能にする。【解決手段】 薄膜磁気ヘッドは、再生ヘッドと記録ヘッドとを備えている。記録ヘッドは、記録ギャップ層12を介して互いに対向する磁極部分を含む下部磁極層8a〜8dおよび上部磁極層13a〜13cと、これらの間に絶縁された状態で配設された薄膜コイル10,15とを有している。下部磁極層は、薄膜コイルの第1層部分10に対向する領域を含む領域に配置された第1の部分8aと、第1の部分8aにおける薄膜コイルの第1層部分10側の面に接続され、磁極部分を形成する第2の部分8bとを有し、薄膜コイルの第1層部分10は第2の部分8bの側方に配置されている。下部磁極層は、更に、高飽和磁束密度材料からなり、下部磁極層の第1の部分8aと薄膜コイルの第1層部分10との間に配置され、磁路の一部を形成する補助層8dを有している。
請求項(抜粋):
磁気抵抗素子と、記録媒体に対向する側の一部が前記磁気抵抗素子を挟んで対向するように配置され、前記磁気抵抗素子をシールドするための第1および第2のシールド層とを有する再生ヘッドと、磁気的に連結され、且つ記録媒体に対向する側の一部が記録ギャップ層を介して互いに対向する磁極部分を含み、それぞれ少なくとも1つの層からなる第1および第2の磁性層と、この第1および第2の磁性層の間に、この第1および第2の磁性層に対して絶縁された状態で配設された薄膜コイルとを有する記録ヘッドとを備えた薄膜磁気ヘッドであって、前記第1の磁性層は、前記再生ヘッド側に配置されており、前記薄膜コイルに対向する領域を含む領域に配置された第1の部分と、前記第1の部分における前記薄膜コイル側の面に接続され、磁極部分を形成する第2の部分と、高飽和磁束密度材料からなり、少なくとも前記第1の部分と前記薄膜コイルの少なくとも一部との間に配置され、磁路の一部を形成する補助層とを有し、前記薄膜コイルの少なくとも一部は、前記第1の磁性層の第2の部分の側方に配置されていることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
IPC (2件):
G11B 5/31 ,  G11B 5/39
FI (4件):
G11B 5/31 C ,  G11B 5/31 D ,  G11B 5/31 K ,  G11B 5/39
Fターム (9件):
5D033BA07 ,  5D033BA13 ,  5D033BB43 ,  5D033DA02 ,  5D033DA31 ,  5D034BA03 ,  5D034BA18 ,  5D034BB09 ,  5D034DA07
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 薄膜磁気ヘッド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-127821   出願人:日本ビクター株式会社
  • 特開昭60-035315
  • 特開昭60-035315
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