特許
J-GLOBAL ID:200903037747689152
動力伝達装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-099317
公開番号(公開出願番号):特開平10-292858
出願日: 1997年04月16日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【目的】 トルク変動吸収作用を持ったゴム製の弾性部材を用いた連結機構で、過負荷時のトルクリミッター機能を発揮する動力伝達装置において、低温時においても、所期の作動トルクでトルクリミッター機能を確実に発揮する。【構成】 プーリ3と、ハブ6の間を連結する連結機構に、弾性変形可能なゴム製の弾性部材11、およびこの弾性部材11を保持する第1、第2保持部材8、10を備え、第1保持部材8には、弾性部材11の外周側の面を保持する歯部8cを設け、第2保持部材10には、弾性部材11の内周側の面を保持する円筒部10aを設ける。回転力が所定値以内であるときは、弾性部材11と両保持部材8、10とを回転方向に係止しながら圧着させて、両保持部材8、10の間を一体に連結し、回転力が所定値以上に上昇する過負荷時には、第1保持部材8の歯部8cを変形させて、第1保持部材8と弾性部材11との係止状態を解除する。
請求項(抜粋):
回転駆動源からの回転力を受けて回転する駆動側回転部材(3)と、従動側機器(1)の回転軸(5)に連結された従動側回転部材(6)と、前記両回転部材(3、6)の間を連結するように配設され、弾性変形可能なゴム製の弾性部材(11)、およびこの弾性部材(11)を保持する保持部材(8、10)からなる連結機構とを備え、前記保持部材は、前記従動側回転部材(6)に連結された第1保持部材(8)と、前記駆動側回転部材(3)に連結された第2保持部材(10)とから構成されており、前記第1保持部材(8)および前記第2保持部材(10)のいずれか一方に、前記弾性部材(11)を保持する歯部(8c、10d)を設け、前記回転力が所定値以内であるときは、前記弾性部材(11)と前記両保持部材(8、10)とを回転方向に係止しながら圧着させることにより、前記弾性部材(11)が前記両保持部材(8、10)の間を一体に連結し、前記回転力が所定値以上に上昇する過負荷時には、前記歯部(8c、10d)を変形させて前記弾性部材(11)と前記両保持部材(8、10)との係止状態を解除することにより、前記駆動側回転部材(3)と前記従動側回転部材(6)との間の連結を遮断することを特徴とする動力伝達装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16H 35/10 D
, F16H 55/36 H
引用特許:
審査官引用 (1件)
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動力伝達装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-095220
出願人:日本電装株式会社
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