特許

J-GLOBAL ID：200903037892698631

フッ素樹脂被覆インサート成形品及びその製造方法

発明者： 柴原 秀夫 ,  玉置 登 ,  久田 幸夫
出願人/特許権者： 東邦化成株式会社
代理人 (1件)： 池内 寛幸 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-200944
公開番号（公開出願番号）：特開2000-033629
出願日： 1998年07月15日
公開日（公表日）： 2000年02月02日
要約：

【要約】【課題】複数回の射出成形による溶着(融着)接合部を有し、前記接合部の接合強度がフッ素樹脂本来の引っ張り特性に近いかまたは実質的に同等であることにより、溶接が不要となり、機械加工のみにより加工できるので、ピンホールがなく均一でかつ精度のよいフッ素樹脂被覆インサート成形品10及びその製造方法を提供する。【解決手段】基材1の表面に、1次成形によりフッ素樹脂を射出成形して被覆部3を形成し、2次成形において、あらかじめ1次成形品を融点より低い雰囲気温度の電気炉内で予熱してから1次成形で被覆しなかった部分にも、1次成形より高い射出圧力でフッ素樹脂を射出成形して被覆部5を形成する。2次成形品を放冷した後、アニール処理する。

請求項（抜粋）：

インサート部材の周囲に、フッ素樹脂が射出成形により完全被覆一体化されたインサート成形品であって、複数回の射出成形による溶着(融着)接合部を有し、前記接合部の接合強度がフッ素樹脂本来の引っ張り特性に近いかまたは実質的に同等であることを特徴とするフッ素樹脂被覆インサート成形品。

IPC (4件)：

B29C 45/14 ,  B29C 45/16 ,  B29K 27:12 ,  B29K105:20

FI (2件)：

B29C 45/14 ,  B29C 45/16

Fターム (13件)：

4F206AA16 ,  4F206AD03 ,  4F206AD04 ,  4F206AE10 ,  4F206AH04 ,  4F206AH81 ,  4F206JA07 ,  4F206JB12 ,  4F206JB23 ,  4F206JF05 ,  4F206JN12 ,  4F206JW08 ,  4F206JW23

引用特許：

審査官引用 (6件)

• 特開昭64-030720
  
• 特開平3-105094
  
• 線材加工物の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-100372   出願人：昭和電線電纜株式会社
• 光学用プラスチック製品の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-309996   出願人：株式会社ブリヂストン
• 射出成形法による合成樹脂製中空製品およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-337594   出願人：株式会社日本製鋼所
• 回転子の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-185826   出願人：株式会社東芝