特許
J-GLOBAL ID:200903037912693062

電子カルテのセキュリティ確保方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 戸島 省四郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-140919
公開番号(公開出願番号):特開平10-320491
出願日: 1997年05月14日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 電子カルテの改ざんの有無を確実に検証でき、電子カルテの改ざんを防ぐことができる。【解決手段】 電子カルテを作成する医療機関Bは、電子カルテの新規作成・カルテ内容の追加・変更・削除事項が発生すると信頼機関Cに通信し、信頼機関Cは通信してきた医療機関Bに対して日付のタイムスタンプを与え、その後医療機関Bは電子カルテのデータの新規作成・変更・追加・削除事項と与えられたタイムスタンプとを電子カルテのデータを信頼機関Cへ送り、信頼機関Cは当該タイムスタンプとデータを蓄積した媒体に対して定期的に公証人から確定日付をもらい、封印して保管し、電子カルテの内容・日付の存在と同一性の判断をする時点で、信頼機関Cに蓄積した確定日付番号付き媒体を裁判所所属又は委任を受けた有資格者の立会の下で開封してその電子カルテの内容を確認する。
請求項(抜粋):
通信される通信内容のデータと通信日付を記録保管し、データと通信日付の機密を保持する信頼機関を設け、病院・医院等の電子カルテを作成する医療機関は、コンピュータと電子記録媒体とによって作成される電子カルテの新規作成・カルテ内容の追加・変更・削除事項が発生すると前記信頼機関に通信し、信頼機関は通信してきた医療機関に対して日付のタイムスタンプを与え、その後医療機関は電子カルテのデータの新規作成・変更・追加・削除事項と与えられたタイムスタンプとを電子カルテのデータを信頼機関へ送り、信頼機関は当該タイムスタンプとデータを蓄積した媒体に対して定期的に公証人から確定日付をもらい、封印して保管し、電子カルテの内容・日付の存在と同一性の判断をする時点で、信頼機関に蓄積した確定日付番号付き媒体を裁判所所属又は委任を受けた有資格者の立会の下で開封してその電子カルテの内容を確認し、その後コピーして再度密封し、該確認行為を表示する確定日付番号を刻印して証拠性の維持をはかるようにする一方、定期的に蓄積した確定日付番号付き媒体中のデータから当該データ相当データを検索し、双方照らし合わせ改ざんの有無を検査することを特徴とする電子カルテのセキュリティ確保方法。
IPC (3件):
G06F 19/00 ,  G06F 12/14 310 ,  G06F 17/60
FI (3件):
G06F 15/42 H ,  G06F 12/14 310 Z ,  G06F 15/21 360
引用特許:
審査官引用 (2件)

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