特許
J-GLOBAL ID:200903037926993050

音速変動共分散行列の生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-218541
公開番号(公開出願番号):特開平10-062539
出願日: 1996年08月20日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 3次元の海洋音響トモグラフィ(OAT)において、事前の観測データが乏しい場合の音速変動共分散行列を生成する際に、この共分散行列の信頼性等を向上する。【解決手段】 音速分布計算器11、固有音線計算器12、音線同定器13、音線抽出器14、及び音速変動推定器15では、同定された音線のうち最も音軸付近に経路が分布し、分離可能で安定した音線を用い、鉛直方向の区間をこの音線の経路を挟む最小限の幅の1個の区間にしたモデルを用いて音速変動量の分布を予備推定する。音速変動共分散行列生成器16では、前記予備推定の結果の音速変動量と展開関数の情報を入力として、本番のモデルの解析に用いる音速変動共分散行列を生成する。
請求項(抜粋):
観測海域を区間分割した3次元の海洋音響トモグラフィにおいて、同定された音線のうち最も音軸付近に経路が分布し分離可能で安定した音線を用い、鉛直方向の区間をこの音線の経路を挟む最小限の幅の1個の区間にしたモデルを用いて音速変動量の空間分布を推定する予備解析手段と、前記予備解析手段の推定結果を用いて水平の座標で指定される升目での音速変動量から音速変動量の分散値を算出し、鉛直方向も複数の区間に分割した本番のモデルにおいて、該音速変動量の分散値を対角要素とし、非対角要素に0を代入して音速変動分散行列を形成する手段とを、有することを特徴とする音速変動共分散行列の生成装置。
IPC (4件):
G01S 15/89 ,  G01D 21/00 ,  G01H 17/00 ,  G06F 17/10
FI (4件):
G01S 15/89 Z ,  G01D 21/00 C ,  G01H 17/00 Z ,  G06F 15/31 V

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