特許
J-GLOBAL ID:200903037964382863

モータ制御装置およびモータ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-079509
公開番号(公開出願番号):特開平11-285288
出願日: 1998年03月26日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 正弦波制御と矩形波制御の切替の際のトルク変動を低減する。【解決手段】 現在のPWM正弦波制御の電圧波形である正弦波a1の位相と振幅を求める。また、現在のモータトルクと同等のトルクを生じさせる矩形波c1の位相を求める。矩形波c1は、算出された位相と無限大の振幅をもつ正弦波であるとみなすことができる。そこで、正弦波a1から矩形波c1に向けて、位相と振幅を同時かつ連続的に変えていく。変化の途中の位相と振幅をもつ正弦波信号にPWM処理を施して、インバータの制御信号を生成する。これにより切替前後の中間の位相と振幅をもつ電圧波形b1が得られる。この電圧波形b1に対応するモータトルクは、切替前後のモータトルクと同等かそれらと近い。
請求項(抜粋):
電源より得られる電力をモータへの供給電力に変換する電力変換部に対して変換制御信号を送ってモータを制御するモータ制御装置において、モータへの供給電力の電圧波形を正弦波にする変換制御信号を生成する正弦波制御部と、前記電圧波形を矩形波にする変換制御信号を生成する矩形波制御部と、モータ回転数およびモータトルクの少なくとも一方に応じて、正弦波制御モードと矩形波制御モードを切り替えるモード切替部と、モード切替の際に、切替前の正弦波から切替後の矩形波へ向けて、または切替前の正弦波から切替後の矩形波へ向けて前記電圧波形を連続的に変化させる変換制御信号を生成する切替中間制御部と、を含み、前記切替中間制御部は、矩形波を無限大または十分に大きな振幅をもつ正弦波であるとみなして、正弦電圧波形の位相および振幅の同時かつ連続的な変化によって、切替前の電圧波形を切替後の電圧波形に近づけて行くことを特徴とするモータ制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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