特許

J-GLOBAL ID：200903037997506797

PCB付着機器のPCB除去方法及びその装置

発明者： 畑野 敏幸 ,  中村 敏夫 ,  高見 剛史 ,  新藤 直樹
出願人/特許権者： 三菱重工業株式会社
代理人 (1件)： 光石 俊郎 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-103936
公開番号（公開出願番号）：特開2000-299228
出願日： 1999年04月12日
公開日（公表日）： 2000年10月24日
要約：

【要約】【課題】 変圧器等のPCB汚染機器の完全処理を図ることができるPCB付着機器のPCB除去方法及びその装置を提供する。【解決手段】 PCBが付着したトランス又はコンデンサ等のPCB付着機器11の外枠を分解し、外枠の金属部材12とトランス又はコンデンサ本体13とに分離する分離手段14と、PCB付着金属部材12を洗浄液15で洗浄し、金属表面に付着したPCBを除去する洗浄手段16と、上記トランス又はコンデンサ本体13を分解し、銅17以外の金属部材(鉄芯)12と、銅(コイル)17とPCBが含浸した紙又は木18とに分離する分離手段19と、分離したPCB付着銅17を洗浄液15で洗浄し、PCBを除去する洗浄手段20と、上記PCB付着金属部材12及びPCB付着銅17の洗浄後の洗液21,22並びに上記紙又は木18をそのまま熱水分解処理で処理する熱水分解処理手段23とを備えてなるものである。

請求項（抜粋）：

PCB(ポリ塩化ビフェニル)が付着・含浸した機器を金属部材と非金属部材とに分離する工程と、金属部材を洗浄液で洗浄し、金属部材の表面に付着したPCBを除去する工程と、洗浄後の洗液を熱水分解処理で処理する工程とを、備えてなることを特徴とするPCB付着機器のPCB除去方法。

IPC (3件)：

H01F 27/00 ,  A62D 3/00 ,  C08G 61/10

FI (3件)：

H01F 27/00 Z ,  A62D 3/00 ,  C08G 61/10

Fターム (3件)：

2E191BA13 ,  2E191BB00 ,  2E191BD11

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 柱上トランス部材からのPCB含有再生絶縁油の除去方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-099341   出願人：財団法人電力中央研究所
• 有害物質捕集システム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-358200   出願人：工業技術院長
• PCB汚染物の溶融処理方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-240349   出願人：新日本製鐵株式会社, 日鐵プラント設計株式会社