特許
J-GLOBAL ID:200903038109223967

流体圧力調整器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-114497
公開番号(公開出願番号):特開平8-334078
出願日: 1996年05月09日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【課題】 自動車両用無帰戻燃料システムに於いて、噴射器を接続する燃料多岐管での燃料圧力を調整するための、燃料供給管路と直列の圧力調整器を製造容易、且つコスト効果の高い設計にすること。【解決手段】 この圧力調整器10の出口28に通ずる室34の中に、一端が弁座42の燃料通路44があり、その中に溝付ピン46がある。弁ばね38によって弁座の方へ押されている弁ボール40が、この溝付ピンの一端を押し、他端がダイヤフラム組立体32を介して主ばね50によって押されている。室34内の圧力が所定値より低いと、ボール40が弁座42から離れ、通路44が入口26に通じ、高いと通じなくなる。ピン46がダイヤフラム組立体32にもボール40にも機械的に結合されていないので、高精度の必要がない。
請求項(抜粋):
流体圧力調整器であって:柔軟なダイヤフラム組立体によって分離された上室と下室;第1端と第2端を有し、上記第1端が上記下室に通じている流体通路;上記流体通路内に配置され、上記ダイヤフラム組立体を押す第1端と第2端とを有し、更に上記流体通路を通る流体が透過できるように多孔性である剛性部材;上記流体通路の上記第2端に位置する弁座;上記剛性部材の上記第2端を押す弁ボール;上記弁ボールに上記弁座の方向への力を加える弁ばね;上記ダイヤフラム組立体が上記上室の方へ動く運動に抗するような力を上記ダイヤフラム組立体に加える主ばね;上記弁ボールが上記弁座から離れているとき、上記流体通路に通じ、上記弁ボールが上記弁座に座置せしめられているとき、上記流体通路への連通が断たれている流体入口;および上記下室に通じている流体出口;を含み、上記剛性部材が上記ダイヤフラム組立体にも上記弁ボールにも機械的に結合されておらず、上記剛性部材が軸方向の溝を有するピンであり、上記溝がなければ、上記ピンが上記流体通路を通る流体の流れを実質的に阻止し、上記ばねは、上記下室内の流体圧力が上記上室内の圧力に比べて所定値より低いと、上記弁ボールを上記弁座から離すように構成されている流体圧力調整器。
IPC (2件):
F02M 69/00 340 ,  F16K 17/04
FI (3件):
F02M 69/00 340 Q ,  F16K 17/04 H ,  F16K 17/04 D
引用特許:
審査官引用 (1件)

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