特許
J-GLOBAL ID:200903065645859065

内燃機関用定圧噴射弁の安全装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-181605
公開番号(公開出願番号):特開平7-035004
出願日: 1993年07月22日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関用定圧噴射弁の安全装置において、流体の粘度等の性状が異なる多種類の燃料を使用した場合にも定圧の安定した作動を行う。【構成】 圧縮コイルスプリング34の付勢力によりスライダ32およびボール30を経由してピストン26がプレート24に押圧される。筒状のスリーブ28は、軸方向にいくに従い内径が大きくなるテーパー状に形成される内壁282を有する。連通路263を有するピストン26は、軸方向に外径が一定である。スリーブ28とピストン26間に形成される可変クリアランス284は、スリーブ28に対しピストン26が軸方向上方にいくほど流路横断面有効面積が増大する。ボール30がシート部69に着座する状態では、連通路263及び可変クリアランス284の前後の流体の差圧による流体力と、圧縮コイルスプリング34の付勢力およびシート部69に働く反力とがバランスする。
請求項(抜粋):
燃料通路が形成された筒状のボディと、前記燃料通路の入口側内壁に固定される筒状のスリーブと、前記スリーブの内壁により軸方向に移動可能に案内され、前記スリーブの前後を連通する第1の絞り通路を有し、流入する燃料に付勢されて燃料通路の出口側ヘ移動するピストンと、前記燃料通路の出口側内壁に形成された弁座部と、前記スリーブと前記弁座部との間に位置する前記燃料通路の内壁により軸方向に移動可能に案内されると共に、前記ピストンを介して前記燃料通路の出口側ヘ移動して前記弁座部に着座することにより前記燃料通路を遮断する弁部材と、前記弁座部から前記弁部材が離間する方向に付勢する付勢手段とを備え、前記スリーブの内壁には、前記スリーブ内壁と前記ピストン外壁との間に環状の第2の絞り通路を形成すると共に、前記ピストンが前記燃料通路の出口側ヘ移動するに伴って前記第2の絞り通路の流路面積を増大させる流路面積可変手段とが設けられていることを特徴とする内燃機関用定圧噴射弁の安全装置。
IPC (2件):
F02M 63/00 ,  F02M 61/16
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平4-252860
  • 特開平4-241767
  • 蓄圧式燃料噴射弁の安全装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-273804   出願人:日本電装株式会社
全件表示
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-252860
  • 特開平4-241767
  • 蓄圧式燃料噴射弁の安全装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-273804   出願人:日本電装株式会社
全件表示

前のページに戻る