特許

J-GLOBAL ID：200903038129117853

音声補正装置及び音声補正機能付き移動機

発明者： 深澤 健治
出願人/特許権者： 埼玉日本電気株式会社
代理人 (1件)： 野田 茂
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-006428
公開番号（公開出願番号）：特開2000-209698
出願日： 1999年01月13日
公開日（公表日）： 2000年07月28日
要約：

【要約】【課題】 使用者の簡単な操作で、レシーバ等から出力される音声の周波数特性及びレベルを年齢による聴覚変化に合わせて容易に補正する。【解決手段】 携帯電話機のレシーバから出力される音声の周波数特性及びレベルを使用者の年齢による聴覚に合わせて補正する音声補正装置において、操作部3から入力されるコマンドによりパラメータ決定手段52を動作させ、操作部3から入力される年齢情報に基づいてメモリ6から年齢層に対応する各帯域の受信パラメータを選択し決定する。そして、補正手段53はパラメータ決定手段52で決定された受信パラメータに基づき各帯域毎に重み付け処理して年齢の増加に伴う最小可聴限の変化を補正する。これにより、レシーバから出力される音声の周波数特性及びレベルを年齢による聴力の劣化に合わせて補正する。

請求項（抜粋）：

レシーバから出力される音声の周波数特性及びレベルを使用者の年齢層による聴力の劣化に合わせて補正する音声補正装置であって、前記レシーバへの受信用音声信号の可聴周波数範囲を心理音響学における聴覚の臨界帯域幅に基づいて作られたバルク尺度を用いて複数の帯域に分割する周波数帯域分割手段と、前記周波数帯域分割手段で分割された各帯域に対して、該帯域毎に使用者の年齢の増加につれて音が聞こえなくなる最小可聴限の変化を音が聞こえる可聴域に補正するための重み付け関数を受信パラメータとして使用者の世代別に記憶する記憶手段と、使用者の年齢情報を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された年齢情報に基づいて前記記憶手段から年齢の世代に対応する各帯域の受信パラメータを選択し決定するパラメータ決定手段と、前記レシーバへの受信用音声信号の受信特性を前記パラメータ決定手段で決定された受信パラメータを基づき各帯域毎に重み付け処理して前記年齢の増加に伴う最小可聴限の変化を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする音声補正装置。

IPC (3件)：

H04R 25/00 ,  H04M 1/00 ,  H04R 3/04

FI (3件)：

H04R 25/00 L ,  H04M 1/00 H ,  H04R 3/04

Fターム (6件)：

5D020CE03 ,  5K027AA11 ,  5K027BB03 ,  5K027CC08 ,  5K027DD14 ,  5K027DD16

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 聴覚特性補償用音声処理装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-005645   出願人：株式会社日立製作所
• 特開平1-070283