特許
J-GLOBAL ID:200903038165170655

複合形リアクタとその製造方法と電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-006674
公開番号(公開出願番号):特開平11-204355
出願日: 1998年01月16日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 直流電源装置の高調波電流抑制回路に用い、磁気的に相互影響のないことが必要な2つのインダクタンス(交流用と直流用)を得る複合形リアクタとその製造方法と電源装置を提供することを目的とする。【解決手段】 第1・第2コイル2,4にそれぞれ挿着した第1,第2の鉄心部1,3と、これらと別に共通磁脚となる第3の鉄心部5とを配設し、さらに別の第4の鉄心部8を2個コアギャップを介して第1ないし第3の鉄心部と突き合せて不飽和閉磁路を形成した複合形リアクタ。また、各突き合せ部のコアギャップ寸法を調整することにより2つの不飽和磁気回路間を磁気的に遮蔽し、LC共振作用によって第3の鉄心部に流れる磁束の方向が一定の導通期間、互いに逆位相となって打ち消し合い、最小限の磁束しか流れないように、各鉄心部1,3,5,8を組立て固定する複合形リアクタの製造方法。複合形リアクタを用い、高調波規制値をクリアした電源装置。
請求項(抜粋):
電磁鋼板を積層し第1のコイルを挿着した第1の鉄心部と、電磁鋼板を積層し第2のコイルを挿着した第2の鉄心部と、電磁鋼板を積層し前記第1・第2の鉄心部にそれぞれ所定のコアギャップを介して不飽和閉磁路を形成するための橋絡鉄心部を有し、前記第1のコイルと第2のコイルによる各磁束が商用電源の毎サイクル中の少なくとも一部の期間互いに相殺方向に流れる第3の鉄心部を具備し、この第3の鉄心部を前記所定のコアギャップより小間隙の微小コアギャップを介して前記橋絡鉄心部間に配設し、これら第1,第2,第3の鉄心部と橋絡鉄心部とを固定手段により一体に固定した複合形リアクタ。
IPC (4件):
H01F 37/00 ,  H01F 27/24 ,  H01F 27/28 ,  H02M 1/14
FI (6件):
H01F 37/00 A ,  H01F 37/00 C ,  H01F 37/00 M ,  H01F 27/28 K ,  H02M 1/14 ,  H01F 27/24 H
引用特許:
出願人引用 (12件)
  • 特開昭61-259514
  • リアクタ及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-162153   出願人:松下電器産業株式会社
  • リアクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-143262   出願人:松下電器産業株式会社
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審査官引用 (6件)
  • 特開昭61-259514
  • リアクタ及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-162153   出願人:松下電器産業株式会社
  • リアクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-143262   出願人:松下電器産業株式会社
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