特許
J-GLOBAL ID:200903038209939048
エチレン/α-オレフィンの共重合体から製造される軟質発泡体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
小林 浩
, 片山 英二
, 大森 規雄
, 鈴木 康仁
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-502122
公開番号(公開出願番号):特表2008-538377
出願日: 2006年03月15日
公開日(公表日): 2008年10月23日
要約:
本発泡性組成物および軟質発泡体は、少なくとも1つのエチレン/α-オレフィン共重合体を含む。本軟質発泡体は、約10から150kg/m3の密度を有する。本発泡性組成物は、発泡剤をさらに含む。前記エチレン/α-オレフィン共重合体は、少なくとも1つのソフトブロックと少なくとも1つのハードブロックを含むマルチブロックコポリマーである。本発泡性組成物および軟質発泡体の製造方法、ならびに本軟質発泡体から製造される発泡品も記載する。
請求項(抜粋):
少なくとも1つのエチレン/α-オレフィン共重合体を含む軟質発泡体であって、その密度が、約10から150kg/m3であり、かつ前記エチレン/α-オレフィン共重合体が、
(a)約1.7から約3.5のMw/Mn、少なくとも1つの融点Tm(°C)、および密度d(g/cm3)を有し、前記Tmおよびdの数値が、
Tm≧-2002.9+4538.5(d)-2422.2(d)2
の関係に相当する;または
(b)約1.7から約3.5のMw/Mnを有し、ならびに融解熱ΔH(J/g)、および最高DSCピークと最高CRYSTAFピークの間の温度差として定義されるデルタ量ΔT(°C)によって特徴付けられ、
前記ΔTおよびΔHの数値が、以下の関係:
ΔHがゼロより大きく、130J/g以下である場合、ΔT>-0.1299(ΔH)+62.81、
ΔHが130J/gより大きい場合、ΔT≧48°C
を有し、ならびに
前記CRYSTAFピークが、累積ポリマーのうちの少なくとも5パーセントを用いて決定され、そしてこのポリマーの5パーセント未満が特定可能なCRYSTAFピークを有するならば、CRYSTAF温度は30°Cである;または
(c)エチレン/α-オレフィン共重合体の圧縮成形フィルムで測定された、300パーセントのひずみかつ1サイクルでの弾性回復率Re(%)によって特徴付けられ、および密度d(g/cm3)を有し、前記Reおよびdの数値が、そのエチレン/α-オレフィン共重合体が実質的に架橋相を有さない場合、以下の関係:
Re>1481-1629(d)
を満たす;または
(d)TREFを用いて分画される場合、40°Cと130°Cの間で溶出する分子画分であって、この同じ温度間で溶出する比較対象となるランダムエチレン共重合体画分のコモノマーモル含量より少なくとも5パーセント高いコモノマーモル含量を有することを特徴とする画分有し、この比較対象となるランダムエチレン共重合体が、同じコモノマーを有し、かつこのエチレン/α-オレフィン共重合体のものから10パーセント以内のメルトインデックス、密度、およびコモノマーモル含量(ポリマー全体に基づく)を有する;または
(e)25°Cでの貯蔵弾性率G’(25°C)および100°Cでの貯蔵弾性率G’(100°C)を有し、前記G’(25°C)対G’(100°C)の比が、約1:1から約9:1の範囲内である、軟質発泡体。
IPC (1件):
FI (2件):
Fターム (12件):
4F074AA17
, 4F074AA20
, 4F074AB01
, 4F074AB03
, 4F074BA38
, 4F074CA22
, 4F074CC04X
, 4F074CC32X
, 4F074DA02
, 4F074DA03
, 4F074DA13
, 4F074DA57
引用特許:
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