特許
J-GLOBAL ID:200903038265449878

操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田下 明人 ,  加藤 壯祐
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-153072
公開番号(公開出願番号):特開2004-001590
出願日: 2002年05月27日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
【課題】車両挙動の安定性を向上し得る操舵装置を提供する。【解決手段】操舵装置20によると、AFS_ECU30により演算処理されるグリップ度推定演算処理30aによって、操舵輪が接地する接地面と操舵輪との間のグリップ状態を推定し、グリップ度 vsギア比マップ30bにより、推定したグリップ状態に基づいてグリップ限界に近づくとステアリングギア比が増加するようにVGRS目標角を設定する。これにより、路面μの大きさに応じて変化するグリップ状態を推定することができるので、例えば操舵輪がそのグリップ限界に近づいた場合においては、低速走行時であってもステアリングギア比を増加させて大きく設定することができる。したがって、低μ路面走行等においては、少ない操舵角で操舵輪が大きく切れる現象の発生を防止するため、車両挙動の安定性を向上することができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
ステアリングホイールと操舵輪とを連結する操舵伝達系の途中に電動モータの駆動により伝達比を可変する伝達比可変手段を備えた操舵装置であって、 車両のステアリングホイールからサスペンションに至る操舵系に加わる操舵トルクおよび操舵力を含む操舵指標のうちの少くとも一つの操舵力指標を検出する操舵力指標検出手段と、 前記操舵力指標検出手段の検出信号に基づき、前記車両前方の車輪に生ずるセルフアライニングトルクを推定するセルフアライニングトルク推定手段と、 前記車両の状態量を検出する車両状態量検出手段と、 前記車両状態量検出手段の検出信号に基づき、前記車両前方の車輪に対するサイドフォースおよび前輪スリップ角を含む前輪指標のうちの少くとも一つの前輪指標を推定する前輪指標推定手段と、 前記前輪指標推定手段が推定した前輪指標に対する、前記セルフアライニングトルク推定手段が推定したセルフアライニングトルクの変化に基づき、少くとも前記車両前方の車輪に対するグリップ度を推定するグリップ度推定手段と、 前記グリップ度推定手段により推定したグリップ度に基づいて、前記伝達比可変手段の伝達比を設定する伝達比設定手段と、 を備えることを特徴とする操舵装置。
IPC (2件):
B62D6/00 ,  B62D5/04
FI (2件):
B62D6/00 ,  B62D5/04
Fターム (29件):
3D032CC02 ,  3D032CC16 ,  3D032DA03 ,  3D032DA09 ,  3D032DA15 ,  3D032DA23 ,  3D032DA29 ,  3D032DA33 ,  3D032DA99 ,  3D032DB11 ,  3D032DC08 ,  3D032DC32 ,  3D032DC33 ,  3D032DC34 ,  3D032DC35 ,  3D032DD01 ,  3D032DD02 ,  3D032DE02 ,  3D032EB05 ,  3D032EC31 ,  3D032GG01 ,  3D033CA02 ,  3D033CA12 ,  3D033CA13 ,  3D033CA14 ,  3D033CA16 ,  3D033CA17 ,  3D033CA20 ,  3D033CA21
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 車両用操舵制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-096049   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 車両状態判定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-285282   出願人:トヨタ自動車株式会社

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