特許
J-GLOBAL ID:200903038366455445

回転軸のシール機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 喜樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-053643
公開番号(公開出願番号):特開2007-232071
出願日: 2006年02月28日
公開日(公表日): 2007年09月13日
要約:
【課題】回転軸の回転速度に拘わらず確実なシール性能を発揮することができる回転軸のシール機構を提供する。【解決手段】回転軸2が低速回転を行う場合、第2エア供給路7を介してエアを供給し、Vリング11のリップ部12をハウジング1前面へと押し付けることにより、ハウジング1と回転軸2との間をシールする。一方、回転軸2が高速回転を行う場合には、第1エア供給路6を介してエアを供給して吐出させ、リップ部12を押し上げてハウジング1前面と非接触として、シール機構の長寿命化を図るとともに、吐出したエアによりハウジング1前面と回転軸2との間をシールする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
制御装置により回転速度が制御される回転軸と、該回転軸の前側を突出させた状態で回転自在に支持するハウジングとの間に設けられ、水等の前記ハウジング内への浸入を防止するために前記ハウジングと前記回転軸との間をシールする回転軸のシール機構であって、 前記ハウジング前面に、前記回転軸の突出部と前記ハウジング前面との間にエアを供給するための第1エア供給路を開口させるとともに、前記ハウジング又は前記回転軸の突出部に、接触/非接触により前記第1エア供給路の開口よりも外周側で前記ハウジングと前記回転軸との間を閉塞/開放するシール部材を設置し、さらに前記ハウジング前面の前記シール部材よりも外周側に、前記シール部材に対してエアを吐出するための第2エア供給路を開口させる一方、前記制御装置により、エアを第1エア供給路と第2エア供給路とに切り替え供給可能としており、 前記制御装置は、回転軸が停止または低速回転を行う場合、前記第2エア供給路を介してエアを供給し、前記シール部材に対してエアを吐出することによって、前記シール部材を前記回転軸又は前記ハウジングへと押し付けて前記ハウジングと前記回転軸との間をシールする一方、回転軸が高速回転を行う場合、前記第1エア供給路を介してエアを供給して吐出させ、前記シール部材を押し上げて前記回転軸又は前記ハウジングと非接触にするとともに、吐出したエアにより前記ハウジングと前記回転軸との間をシールすることを特徴とする回転軸のシール機構。
IPC (4件):
F16J 15/40 ,  F16J 15/16 ,  F16J 15/18 ,  F16J 15/48
FI (4件):
F16J15/40 Z ,  F16J15/16 B ,  F16J15/18 C ,  F16J15/48
Fターム (11件):
3J042AA05 ,  3J042BA03 ,  3J042CA15 ,  3J042DA08 ,  3J042DA10 ,  3J043AA17 ,  3J043BA04 ,  3J043CA02 ,  3J043CA04 ,  3J043CB13 ,  3J043DA07
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 切削装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-292853   出願人:株式会社ディスコ
  • ロール構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-190230   出願人:日本精工株式会社
審査官引用 (1件)
  • ロール構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-190230   出願人:日本精工株式会社

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