特許
J-GLOBAL ID:200903038371877790

新規コラゲナーゼ阻害物質FO-5904及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-045827
公開番号(公開出願番号):特開平9-241287
出願日: 1996年03月04日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 安定でかつ毒性が低く、しかも酵素阻害活性の強い、コラゲナーゼ阻害物質およびその製造法を得るものである。【解決手段】 アスペルギラス属に属するコラゲナーゼ阻害物質FO-5904を生産する能力を有する微生物を、培地に培養して培養物中にコラゲナーゼ阻害物質FO-5904を蓄積せしめ、該培養物からコラゲナーゼ阻害物質FO-5904を採取する。【効果】 コラゲナーゼ阻害物質は、抗リウマチ剤、抗炎症剤、抗癌剤、抗インフルエンザウイルス感染に対する治療剤としての効果が期待される。
請求項(抜粋):
次の理化学的性質を有するコラゲナーゼ阻害物質FO-5904。(1)性状 :黄色粉末(2)分子量:289(M+H、高速原子衝撃質量分析による)(3)分子式:C15H12O6(4)融点 :180°C(分解)(5)比旋光度:〔α〕D 20-0.4°(c=1.0,エタノール中)(6)紫外部吸収スペクトル:エタノール中で測定した紫外部吸収スペクトルは図1に示すとおりであり、254、280(肩)、368(肩)、402.5nm付近に特徴的な吸収極大を示す(7)赤外部吸収スペクトル:臭化カリウム法で測定した赤外部吸収スペクトルは図2に示すとおりであり、3159、2985、2362、1616、1498、1458、1385、1269、1134、1040、891、827cm-1に吸収帯を有する(8)溶剤に対する溶解性:メタノール、エタノール、酢酸エチル、ジメチルスルホキシドに可溶、水、ヘキサン、アセトン、クロロホルムに難溶(9)呈色反応:硫酸に陽性、ニンヒドリン、ドラーゲンドルフに陰性(10)酸性、中性、塩基性の区別:酸性物質
IPC (9件):
C07G 17/00 ,  A61K 35/70 ABE ,  A61K 35/70 ABG ,  A61K 35/70 ADU ,  A61K 35/70 ADY ,  A61K 35/70 AED ,  C12N 1/14 ,  C12P 1/02 ,  C12R 1:685
FI (9件):
C07G 17/00 C ,  A61K 35/70 ABE ,  A61K 35/70 ABG ,  A61K 35/70 ADU ,  A61K 35/70 ADY ,  A61K 35/70 AED ,  C12N 1/14 A ,  C12N 1/14 B ,  C12P 1/02 A

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