特許
J-GLOBAL ID:200903038482323475
複合射出成形用金型
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大橋 弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-229961
公開番号(公開出願番号):特開2003-039485
出願日: 2001年07月30日
公開日(公表日): 2003年02月13日
要約:
【要約】【技術課題】 複合射出成形用金型において、ゲートとランナーのレイアウトをバランス良く設計することにより、ヒケやバリのない、良質の複合成形品を成形できるようにする。【解決手段】 一次及び二次成形品成形用キャビティ2a、2bのゲート7bと8bに至るランナー3bと4bを一部において交差させると共にこの交差部に深溝5を形成し、この深溝5を突起6で制御することにより一次成形品成形時には二次ランナー4bを閉鎖し、二次成形品成形時には二次ランナー4a、4b側を開くようにした。この結果、一次と二次ゲート7a、7b及び一次ランナー3a、3b及び二次ゲート8a、8b及び二次ランナー4a、4bをバランス良くレイアウトできる。このようにバランス良くレイアウトすると、一次、二次キャビティ2a、2bに対して樹脂をバランス良く充填することができる。よって、ヒケやバリが発生せず、良質の複合成形品を得ることができる。
請求項(抜粋):
一次成形品の一部に二次成形品を一体に形成するための複合射出成形用金型において、前記金型の分割面に一次成形品成形用キャビティ及びこのキャビティ内に樹脂を充填するための一次ゲートと、これに続く一次ランナー及び二次成形品成形用キャビティ内に樹脂を充填するための二次ゲートと、これに続く二次ランナーを形成すると共に前記一次ランナーと二次ランナーは一部において交差するように形成したこと、前記ランナーの交差部には深溝を形成し、一次成形品成形用キャビティ内に樹脂を充填するときには、この深溝の最深部を経由して一次ランナー→一次ゲート→一次成形品成形用キャビティと樹脂を流動させ、二次成形品成形用キャビティ内に樹脂を充填するときには、前記深溝部分に一次充填時の樹脂を残留固化させて深溝の最深部を閉塞した上、この閉塞した樹脂上において二次ランナーから二次ゲートに至る流路を開通して二次成形品成形用キャビティ内に樹脂を充填するランナー交差部制御手段を設けたことを特徴とする複合射出成形用金型。
Fターム (12件):
4F202AA03
, 4F202AA11
, 4F202AA45
, 4F202CA11
, 4F202CB01
, 4F202CB21
, 4F202CK02
, 4F202CK07
, 4F202CK23
, 4F202CK42
, 4F202CK52
, 4F202CK90
引用特許:
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