特許
J-GLOBAL ID:200903038485444893
転がり軸受および転がり軸受用外輪の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-370856
公開番号(公開出願番号):特開2003-172364
出願日: 2001年12月05日
公開日(公表日): 2003年06月20日
要約:
【要約】【課題】 内外両輪の軌道面および転動体の転動面の転がり疲労寿命特性を向上させる。外輪の外周面の有効硬化層深さを大きくする。外輪の時効変形を抑制する。【解決手段】 内輪の軌道面および転動体の転動面における表面硬さをロックウェルC硬さ(HRC)で61〜65とするとともに、硬さが61〜65HRCである有効硬化層深さを0.35mm以上とする。有効硬化層の残留オーステナイト量を15〜35vol%とするとともに圧縮残留応力を100MPa以上とする。外輪1を軸受鋼により形成する。外輪1の軌道面2の表面硬さを、転動体の転動面の表面硬さよりも小さい硬さとする。外輪1の外周面3から深さ3mmまでの部分4の硬さを58〜62HRCとするとともに、この深さ部分4の残留オーステナイト量を5〜18vol%とする。外輪1の内外両周面2、3間の厚さ方向の中心部の硬さを30〜45HRCとする。
請求項(抜粋):
外周面が軌道面となされる内輪と、内周面が軌道面となされるとともに外周面が他部材に接触してロールとして使用される外輪と、内外両輪間に配された複数の転動体とを備えた転がり軸受において、内輪の軌道面および転動体の転動面が、表面硬さがロックウェルC硬さ(HRC)で61〜65となされるとともに、硬さが61〜65HRCである有効硬化層深さが0.35mm以上となされ、有効硬化層の残留オーステナイト量が15〜35vol%となされるとともに圧縮残留応力が100MPa以上となされており、外輪が軸受鋼により形成され、外輪の軌道面の表面硬さが、転動体の転動面の表面硬さよりも小さい硬さとなされ、外輪の外周面から深さ3mmまでの部分の硬さが58〜62HRCとなされるとともに、この深さ部分の残留オーステナイト量が5〜18vol%となされ、外輪の内外両周面間の厚さ方向の中心部の硬さが30〜45HRCとなされていることを特徴とする転がり軸受。
IPC (6件):
F16C 33/64
, C21D 9/40
, F16C 33/32
, F16C 33/34
, F16C 33/62
, C22C 38/00 301
FI (6件):
F16C 33/64
, C21D 9/40 A
, F16C 33/32
, F16C 33/34
, F16C 33/62
, C22C 38/00 301 H
Fターム (24件):
3J101AA01
, 3J101BA10
, 3J101BA53
, 3J101BA54
, 3J101BA70
, 3J101DA03
, 3J101EA03
, 3J101EA04
, 3J101FA15
, 3J101FA31
, 3J101GA36
, 4K042AA22
, 4K042BA03
, 4K042BA04
, 4K042CA05
, 4K042CA06
, 4K042CA08
, 4K042CA10
, 4K042DA01
, 4K042DA02
, 4K042DC02
, 4K042DC03
, 4K042DD03
, 4K042DD04
引用特許:
審査官引用 (9件)
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圧延機のバックアップロール用軸受装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-096935
出願人:光洋精工株式会社
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特公昭51-005336
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転がり軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-061848
出願人:日本精工株式会社
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転がり軸受の熱処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-353236
出願人:エヌティエヌ株式会社
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転がり軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-055921
出願人:日本精工株式会社
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特開平4-194415
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特開昭58-110619
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特開昭61-236923
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特開昭63-303222
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