特許
J-GLOBAL ID:200903038493741112
コンクリート床版の補強方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久保田 耕平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-289292
公開番号(公開出願番号):特開平8-128211
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 ケレン処理後の面倒な不陸調整作業を要することなく、コンクリート床版の上面に一方向強化繊維シートを貼り付け、施工して、補強することを可能とした補強方法にある。【構成】 コンクリート床版2の上面6をケレン処理後、上面に熱硬化性樹脂13を流し込み、樹脂13上に一方向強化繊維シート20を載せ、その端部でドライピット14等により支持して展張した状態下に保持し、強化繊維シートに樹脂を含浸させ、又強化繊維シートを床版の上面に接着する。その後、含浸された樹脂を硬化する。その樹脂13の20°Cにおける粘度を5,000cps以下、20°Cにおけるチクソトロピックス・インデックスTIを3以下、硬化後のガラス転移点Tgを60°C以上に規定した。【効果】 上記の特性の樹脂を使用することにより、不陸調整をせずに強化繊維20の施工ができ、目的を達成できる。
請求項(抜粋):
コンクリート床版の上面を厚さ0.2mmの以上ケレン処理した後、上面に熱硬化性樹脂を流し込み、次いで樹脂上に一方向強化繊維シートを載せ、その端部で支持して展張した状態下に保持して、強化繊維シートに樹脂を含浸させると共に、強化繊維シートを床版の上面に接着し、その後、含浸された樹脂を硬化することからなる補強方法であって、前記樹脂は、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂及びビニルエステル樹脂からなる群から選択され、その樹脂は、20°Cにおける粘度が5,000cps以下、20°Cにおけるチクソトロピックス・インデックスTIが3以下で、硬化後のガラス転移点Tgが60°C以上であることを特徴とするコンクリート床版の補強方法。
引用特許:
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