特許
J-GLOBAL ID:200903038517085831

コンクリート打設方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-358422
公開番号(公開出願番号):特開平11-190134
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 増し打ちコンクリートを既存コンクリートに対して確実に一体化させるとともに、その作業の合理化を図る。【解決手段】 増し打ちコンクリート4を形成するべき範囲を密閉状態に取り囲む型枠6を既存コンクリート1に面して設置し、該型枠にコンクリートの圧入口10と、圧入されたコンクリートの排出口11を設け、排出口には上方に立ち上がる排出管12を接続しておく。圧入口から型枠内にコンクリートを圧入し、圧入されたコンクリートが排出管内を上昇しその先端から押し出されるまで圧入を継続した後、排出管および圧入口を閉止して型枠内のコンクリートを加圧状態に維持し、そのまま硬化させる。増し打ちコンクリートとして高流動コンクリートを用いる。圧入口と排出口とを型枠の中心位置を挟んでほぼ対角位置に配置する。
請求項(抜粋):
既存コンクリートの表面に対して新たなコンクリートを増し打ちし、該増し打ちコンクリートを既存コンクリートに対して接合せしめて双方のコンクリートを一体化させるためのコンクリート打設方法であって、増し打ちするべき範囲を密閉状態に取り囲む型枠を既存コンクリートに面して設置し、該型枠にコンクリートを圧入するための圧入口と、圧入されたコンクリートが押し出される排出口を設け、かつ該排出口には上方に立ち上がる排出管を接続して該排出管の先端を増し打ちするべき範囲の最高位置よりも上方において開口させておき、前記圧入口から前記型枠内にコンクリートを圧入するとともに、圧入されたコンクリートが前記排出口を通して前記排出管内を上昇しその先端から押し出されるまで圧入を継続した後、前記排出管の先端開口および前記圧入口を閉止することにより、前記型枠内に圧入されたコンクリートを加圧状態に維持したまま硬化させることを特徴とするコンクリート打設方法。
IPC (2件):
E04G 23/02 ,  E04G 21/02 103
FI (2件):
E04G 23/02 D ,  E04G 21/02 103 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る