特許
J-GLOBAL ID:200903038558025843

ポリプロピレン組成物およびその成形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 鈴木 俊一郎 ,  牧村 浩次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-073538
公開番号(公開出願番号):特開2008-231266
出願日: 2007年03月20日
公開日(公表日): 2008年10月02日
要約:
【課題】本発明は、従来公知のポリプロピレン組成物と比較して剛性、耐衝撃性に優れ、かつ破断伸びに優れた新規なポリプロピレン組成物、並びに該ポリプロピレン組成物から得られる成形体を提供することを課題とする。【解決手段】本発明のポリプロピレン組成物は、ポリプロピレン[A]と、特定要件を満たすエチレンと炭素数4〜10のα-オレフィンとの共重合体であるエチレン系重合体[B]とを含み、ポリプロピレン[A]と、エチレン系重合体[B]との重量比([A]:[B])が99:1〜55:45の範囲内にあることを特徴としている。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ポリプロピレン[A]と、下記要件[1]〜[5]を同時に満たすエチレン系重合体[B]とを含み、ポリプロピレン[A]と、エチレン系重合体[B]との重量比([A]:[B])が99:1〜55:45の範囲内にあることを特徴とするポリプロピレン組成物; [1] エチレンと炭素数4〜10のα-オレフィンとの共重合体である。 [2] 190°Cにおける2.16 kg荷重でのメルトフローレート(MFR)が0.10〜100 g/10分の範 囲である。 [3] 密度(D)が860〜905 kg/m3の範囲である。 [4] GPCで測定した重量平均分子量と数平均分子量との比(Mw/Mn)が1.50以上3.00以下の範囲である。 [5] 温度上昇溶離分別(TREF)によって得られる溶出曲線において、最もピーク強度の強いピークの高さ(H)と、該ピークの1/2の高さにおける幅(W)との比(H/W)と密度(D )とが、要件[2]のMFR値に応じて、下記関係式(Eq-1)〜(Eq-3)のいずれかを満たす。 [0.10≦MFR≦1.00の場合] 0.0163×D-14.00 ≦ Log10(H/W) ≦ 0.0163×D-13.66 ... (Eq-1) [1.00<MFR≦10.0の場合] 0.0163×D-14.02 ≦ Log10(H/W) ≦ 0.0163×D-13.68 ... (Eq-2) [10.0<MFR≦100の場合] 0.0163×D-14.10 ≦ Log10(H/W) ≦ 0.0163×D-13.76 ... (Eq-3)
IPC (2件):
C08L 23/10 ,  C08L 23/08
FI (2件):
C08L23/10 ,  C08L23/08
Fターム (24件):
4J002AC083 ,  4J002AC133 ,  4J002AH003 ,  4J002BB052 ,  4J002BB121 ,  4J002BB141 ,  4J002DE076 ,  4J002DE106 ,  4J002DE146 ,  4J002DE186 ,  4J002DE236 ,  4J002DG046 ,  4J002DJ006 ,  4J002DJ036 ,  4J002DJ046 ,  4J002DJ056 ,  4J002DK006 ,  4J002DL006 ,  4J002FD013 ,  4J002FD016 ,  4J002FD030 ,  4J002GC00 ,  4J002GG01 ,  4J002GN00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 熱可塑材の衝撃改質
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平6-508294   出願人:ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー
審査官引用 (3件)

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