特許
J-GLOBAL ID:200903038611454883
大物金型の焼入れ方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-167356
公開番号(公開出願番号):特開2006-342377
出願日: 2005年06月07日
公開日(公表日): 2006年12月21日
要約:
【課題】たとえばSKD61鋼製の、熱間鍛造金型、熱間プレス金型、ダイカスト金型、熱間押出し金型の大型のものを、焼割れを避けて焼入れし、低い熱処理歪みと高い靱性とを兼ね備えた金型を得る方法を提供する。【解決手段】焼入れ温度への加熱に続く冷却を、冷却が最も遅い位置、すなわち金型の最も肉厚が厚い部分の中心の冷却速度が、焼入れ温度から600°Cまでの高温領域は20〜5°C/分以上、400°Cから200°Cまでの低温領域は1〜15°C/分となるように実施する。金型の表面温度が400〜600°Cの中温領域にある間に、金型をこの領域の温度に一時的に保持するか、または徐冷することにより、金型の表面と内部で温度差が300°Cを超えないようにして冷却を進めることが好ましい。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
大物金型の焼入れ方法であって、焼入れ温度への加熱に続く冷却を、冷却が最も遅い部分の冷却速度が、焼入れ温度から600°Cまでの高温領域は20〜5°C/分以上、400°Cから200°Cまでの低温領域は1〜15°C/分となるように実施することにより、焼き割れを避けて、低歪みかつ高靱性の金型を得ることを特徴とする焼入れ方法。
IPC (6件):
C21D 9/00
, B22D 17/22
, C21D 1/18
, C21D 1/58
, C21D 1/74
, C21D 1/773
FI (7件):
C21D9/00 M
, B22D17/22 R
, C21D1/18 X
, C21D1/18 Z
, C21D1/58
, C21D1/74 X
, C21D1/773 Z
Fターム (9件):
4K042AA25
, 4K042BA10
, 4K042DA01
, 4K042DB07
, 4K042DC04
, 4K042DD03
, 4K042DD05
, 4K042DE05
, 4K042DE06
引用特許: