特許
J-GLOBAL ID:200903038626386361

油脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-369985
公開番号(公開出願番号):特開2000-192072
出願日: 1998年12月25日
公開日(公表日): 2000年07月11日
要約:
【要約】【課題】帆立貝中腸腺から抽出された粗油の着色を低減し、EPA及びそのエステルを高濃度に含有する油脂を製造する方法を提供する。【解決手段】帆立貝中腸腺から抽出された粗油を中和し、中和された粗油から溶媒抽出により色素成分を除去して脱色する。脱色された粗油をさらに真空蒸留により精製する。前記粗油は、蒸し焼きされた帆立貝中腸腺を水中で煮取りし、前記煮取り後の液から固形物を除去して分離した前記液体成分を酸性条件下に遠心分離にかけて分離することにより抽出する。前記前記溶媒抽出は、極性値が0〜0.4の範囲にある第1の溶媒に前記粗油中の油脂成分を溶解せしめると共に、極性値が0.6〜0.9の範囲にある有機溶媒と、該有機溶媒の1.5〜4.0重量倍の水との混合溶媒であって、第1の溶媒と相溶性を備える第2の溶媒に前記色素成分を溶解せしめる。前記脱色された粗油中の油脂成分をエステル化した後、前記真空蒸留を行う。
請求項(抜粋):
帆立貝中腸腺から抽出された粗油を中和すると共に、中和された粗油から溶媒抽出により色素成分を除去して脱色する工程と、脱色された粗油をさらに真空蒸留により精製する工程とからなることを特徴とする油脂の製造方法。
IPC (3件):
C11B 3/12 ,  C11B 1/10 ,  C11B 3/02
FI (3件):
C11B 3/12 ,  C11B 1/10 ,  C11B 3/02
Fターム (20件):
4H059AA03 ,  4H059AA04 ,  4H059BA01 ,  4H059BA02 ,  4H059BA04 ,  4H059BA12 ,  4H059BA15 ,  4H059BA33 ,  4H059BB05 ,  4H059BB07 ,  4H059BC06 ,  4H059CA02 ,  4H059CA09 ,  4H059CA12 ,  4H059CA19 ,  4H059CA32 ,  4H059CA48 ,  4H059CA72 ,  4H059EA21 ,  4H059EA24
引用特許:
審査官引用 (4件)
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