特許
J-GLOBAL ID:200903038720045470

石英ガラス物品及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 亮一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-187357
公開番号(公開出願番号):特開2000-103629
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】 紫外線照射劣化を低減され紫外領域での特性も改善された石英ガラス物品とその製法の提供。【解決手段】 石英ガラス物品を水素雰囲気中に置く等によりガラス中に水素分子を導入しておき、該ガラス中の水素分子濃度が一定濃度以上である間に該石英ガラス物品にエキシマレーザー光又は100Gy以下のγ線を照射して、ガラス中の欠陥のプリカーサーを欠陥に変換するとともに、水素と欠陥の間に安定な結合を形成させ、水素抜けがなく長期に耐紫外線性を有する石英ガラス物品とする。上記の照射工程後に余分な水素を大気中放置又は加熱により抜く工程を加えると、水素分子による吸収がなく特性の安定したガラス物品が得られる。特に光ファイバ(単心及びバンドル)に適用して有利である。
請求項(抜粋):
石英ガラス物品中に水素分子が1×1016分子/cm3 以上存在するようにする工程、及び該石英ガラス物品中に水素分子が1×1016分子/cm3 以上存在する状態で該石英ガラス物品にエキシマレーザー光又は100Gy以下のγ線を照射する電磁波照射工程を行なうことにより、紫外線照射による紫外線領域での光吸収の増加が実質的に発生しないようにせしめることを特徴とする石英ガラス物品の製造方法。
IPC (3件):
C03B 20/00 ,  C03B 37/10 ,  G02B 6/00 356
FI (4件):
C03B 20/00 F ,  C03B 20/00 E ,  C03B 37/10 A ,  G02B 6/00 356 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

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