特許

J-GLOBAL ID：200903038767349990

海浜安定化装置

発明者： 常陸 壮介 ,  津川 昭博 ,  加藤 一正 ,  柳嶋 慎一 ,  田中 則男 ,  浅川 勉 ,  野口 雄二 ,  目黒 武 ,  岩佐 直人 ,  堀 謙吾
出願人/特許権者： 運輸省港湾技術研究所長 ,  運輸省第二港湾建設局長 古土井 光昭 ,  日本テトラポッド株式会社 ,  日鐵建材工業株式会社
代理人 (1件)： 武田 賢市
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-018826
公開番号（公開出願番号）：特開平7-207639
出願日： 1994年01月20日
公開日（公表日）： 1995年08月08日
要約：

【要約】【目的】海浜を遡上する波を効率良く排水して地下水位を下げることにより海浜を安定化する装置を得ることを目的とする。【構成】透水機能を有するドレン構造体を海浜における波の遡上位置以上の適宜の位置と所要の水深位置との間に傾斜させるとともに面として埋設配置し、遡上した波および海浜砂地中の水位上昇した地下水を前記ドレン構造体を介して海中域に流下除去する。この海浜安定化装置では、海浜を遡上した波や海浜砂地中において水位上昇した地下水は、面として構成されるドレン構造体を介して海中域に円滑に流下排水され、また波だけが砂地に浸透して除去されるので波とともに運ばれてきた砂は海浜砂地上にそのまま堆積していく。さらに大きな波浪などでドレン構造体が露呈した場合でもこのドレン構造体自体が充分な耐波性を有しているので砂浜の被覆機能が阻害されない。

請求項（抜粋）：

透水機能を有するドレン構造体を備え、このドレン構造体を海浜における波の遡上位置以上の適宜の位置と所要の水深位置との間に傾斜させるとともに面として埋設配置し、遡上した波および海浜砂地中の水位上昇した地下水を前記ドレン構造体を介して海中域に除去することを特徴とする海浜安定化装置。

IPC (2件)：

E02B 3/00 ,  E02D 3/10

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 砂浜の安定化方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-323746   出願人：運輸省港湾技術研究所長, 運輸省第二港湾建設局長