特許
J-GLOBAL ID:200903038771989473

軌道狂いと車両の上下動揺測定データの測定位置照合方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-225966
公開番号(公開出願番号):特開平8-068624
出願日: 1994年08月26日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 軌道狂いと車両の上下動揺測定データの測定位置照合を精度良く行う。【構成】 高低狂いと上下動揺の低域通過ろ波処理(S3、S7)をし、高低KDTを参照して(S9)所定の照合区間での高低狂いと上下動揺との相関を取り(S10)、最大値を検出し(S11)、両データ間の位置ずれから第1動揺KDTを作成する(S12)。全ての照合区間についての処理が終了すると、第1動揺KDTに従い上下動揺のサンプリング間隔を補正する(S14)。一応の使用に耐える位置照合が行える。更に照合精度を高める場合は高低狂いに対する上下動揺の応答解析及び得られた周波数特性と理想特性とのマッチング処理をデータ位置を前後に変化させながら行い、最もよく一致した両データの位置関係を検出し、第2動揺KDTを作成し、サンプリング間隔の再補正をする。
請求項(抜粋):
軌道の高低狂いデータを格納する第1メモリと; 第1メモリに格納される左右の線路の高低狂いデータを平均化する手段と; 平均化した高低狂いデータについて低域通過ろ波処理をする手段と; 上下動揺データを格納する第2メモリと; 第2メモリに格納される上下動揺データのサンプリング間隔を軌道の高低狂いデータのサンプリング間隔へ変換する手段と; サンプリング間隔変換した上下動揺データについて低域通過ろ波処理をする手段と; 所定の照合区間における低域通過ろ波処理をした高低狂いデータと上下動揺データとの相関処理を実施し最大値を検出する手段と; 最大値を与えた両サンプリングデータから上下動揺データの位置ずれ量を検出し上下動揺データのサンプリングデータのデータ番号をその位置ずれ量で補正したものとキロ程との関係をテーブルに設定する手段と; テーブルに設定したデータ番号とキロ程との関係から上下動揺データのサンプリング間隔を補正する手段と; を備えたことを特徴とする軌道狂いと車両の上下動揺測定データの測定位置照合方式。
IPC (2件):
G01B 21/20 ,  G01M 17/08

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