特許
J-GLOBAL ID:200903038802646936

電磁鋼板の絶縁被膜形成用の被覆剤及び方向性電磁鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-041558
公開番号(公開出願番号):特開平8-239770
出願日: 1995年03月01日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、電気機器やトランスなどに用いられる方向性電磁鋼板に関するものである。絶縁被膜を形成するための被覆剤と、絶縁被膜の形成方法、並びにこの絶縁被膜を表面に有する方向性電磁鋼板を提供する。【構成】 本発明の被覆剤は、酸化アルミニウム、或いは酸化アルミニウム-酸化ホウ素を主成分とする。さらに添加物としてバナジウム化合物、ビスマス化合物、鉛化合物の3種の中より選ばれる1種又は2種以上を含み、被膜形成反応を促進することを特徴としている。この被覆剤を、仕上げ焼鈍済みの方向性電磁鋼板上に塗布し、600〜1100°Cの温度範囲で焼き付け、厚さ0.1〜10μmの絶縁被膜を形成する。【効果】 本発明により、鋼板への張力付与の大きな絶縁被膜を、より速い操業速度、或いはより低温において焼き付けることができる。本発明によって、優れた磁気特性を有する方向性電磁鋼板が、より低コストで製造可能となる。
請求項(抜粋):
アルミニウム化合物と、バナジウム化合物、ビスマス化合物、鉛化合物の3種の中より選ばれる1種又は2種以上が溶媒に分散されてなり、V2 O5 ,Bi2 O3 ,PbOで換算したバナジウム化合物、ビスマス化合物、鉛化合物の重量部の合計が、Al2 O3 換算したアルミニウム化合物100重量部に対し、0.5〜50重量部であることを特徴とする電磁鋼板の絶縁被膜形成用の被覆剤。
IPC (2件):
C23C 22/00 ,  C21D 9/46 501
FI (2件):
C23C 22/00 A ,  C21D 9/46 501 B
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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