特許
J-GLOBAL ID:200903038808650943

摩擦撹拌接合法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-225098
公開番号(公開出願番号):特開2002-035961
出願日: 2000年07月26日
公開日(公表日): 2002年02月05日
要約:
【要約】【課題】 径大の回転子と、該回転子の端面の回転軸線上に突出して設けられた径小のプローブとを備えた接合工具を用い、厚さ方向に段差を生じる態様で合わされた2個の接合部材を、合わせ部又はその近傍において接合一体化する摩擦撹拌接合法であって、高位側の接合部材の肉を段部のすみ部内に充填することにより、得られる接合継手の接合強度を高くすることのできる摩擦撹拌接合法を提供すること。【解決手段】 接合工具20の回転子21の回転軸線Qを、低位側の接合部材1側に傾斜させる。さらに、回転子21の回転方向を、接合方向Mの後方側において、回転子21の端面21aが高位側の接合部材2から低位側の接合部材1へと回転する方向Lに設定する。この状態で、両接合部材1、2の合わせ部5に挿入されたプローブ22を合わせ部5に沿って移動させることにより、両接合部材1、2を接合する。
請求項(抜粋):
径大の回転子(21)と、該回転子の端面(21a)の回転軸線(Q)上に突出して設けられた径小のプローブ(22)と、を備えた接合工具(20)を用い、厚さ方向に段差を生じる態様で合わされた2個の接合部材(1、2;11、12)の合わせ部(5、15)又はその近傍に、回転する前記プローブ(22)を両接合部材の段部(4、14)のすみ部(4a、14a)内から挿入した挿入状態に配置するとともに、回転する前記回転子の端面(21a)を高位側の接合部材(2、12)に圧接し、この状態でプローブ(22)を合わせ部(5、15)に沿って相対的に移動させることにより、両接合部材を接合する摩擦撹拌接合法であって、前記回転子(21)の回転軸線(Q)を低位側の接合部材(1、11)側に傾斜させるとともに、前記回転子(21)の回転方向を、接合方向(M)の後方側において、回転子の端面(21a)が高位側の接合部材(2、12)から低位側の接合部材(1、11)へと回転する方向(L)に設定して、接合を行うことを特徴とする摩擦撹拌接合法。
Fターム (4件):
4E067AA05 ,  4E067BG00 ,  4E067DA13 ,  4E067DA17
引用特許:
審査官引用 (2件)

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