特許
J-GLOBAL ID:200903038810682666

3次オーバートーンSAW共振子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-022389
公開番号(公開出願番号):特開平11-220352
出願日: 1998年02月03日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、3次高調波モードを用いた3次オーバートーンSAW共振子を実現することにある。【解決手段】すだれ状電極および反射器について、弾性表面波の位相伝搬方向にXに関して、電極導体の幅寸法ラインと電極導体の存在しない部位の長さスペースの和である周期長PR、PTが弾性表面波の波長λ3の1.5倍であり、前記反射器の導体ストリップのライン寸法と導体の存在しない部位のスペース寸法がほぼ等しく、前記反射器を構成する導体ストリップと最も近接する前記すだれ状電極の電極導体間の距離Gが、前記すだれ状電極のスペースに等しく、前記反射器の寸法PRと前記すだれ状電極の寸法PTを若干異ならならしめて、エネルギ閉じ込め型SAW共振子となしたことを特徴とする3次オーバートーンSAW共振子。
請求項(抜粋):
圧電体平板上に、弾性表面波を励振および検出するためのすだれ状電極を少なくとも1個以上と、前記すだれ状電極の両側に1対の周期的に配列した多数の導体ストリップからなる反射器を構成したSAW共振子において、前記すだれ状電極は、前記弾性表面波の位相伝搬方向にXに関して、電極指の幅寸法LTと前記電極指の存在しない部位の長さSTの和である周期長PT(=LT+ST)が弾性表面波の波長λ3の1.5倍であり、前記反射器の前記導体ストリップの幅寸法LRと導体の存在しない部位の長さSRがほぼ等しく(LR=SR)かつ、前記LRとSRの和PR(=LR+SR)は、弾性表面波の波長λ3の1.5倍であり、前記反射器を構成する前記導体ストリップと最も近接する前記すだれ状電極の電極指間の距離Gが、前記すだれ状電極のSTに等しく、前記反射器の寸法PRと前記すだれ状電極の寸法PTを若干異ならしめて、エネルギ閉じ込め型SAW共振子となしたことを特徴とする3次オーバートーンSAW共振子。
IPC (2件):
H03H 9/25 ,  H03H 9/145
FI (2件):
H03H 9/25 Z ,  H03H 9/145 D
引用特許:
審査官引用 (23件)
  • 特開昭63-102412
  • 特開昭63-102413
  • 特開昭56-084019
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