特許
J-GLOBAL ID:200903038841597926

アルコール添加水による水中解凍機兼冷凍機。

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-153057
公開番号(公開出願番号):特開2006-296401
出願日: 2005年04月22日
公開日(公表日): 2006年11月02日
要約:
【課題】冷凍食品の解凍に当たり、できるだけ食品本来の鮮度を保持した状態で解凍させる手段の提供。【解決手段】冷凍食品の解凍時芯温を-2°C前後の氷温帯を確保するために、解凍水にエチルアルコールを添加して0°C以下での凍結を防止する。この解凍水槽に水中波動発信器を設置し、これを作動させることによって、急速解凍させる。調理時点での短時分解凍を可能とすることによって、前日からの予定量解凍による、解凍余剰品のロスを解消すると同時に、場合によっては余剰既解凍物の鮮度を維持する為に瞬間的急速冷凍も可能にする等により、生鮮冷凍食品解凍に伴う時間的、物質的無駄を排除する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
解凍機兼冷凍機本体(1)内の解凍槽兼冷凍槽(2)には、アルコール添加水(3)が充填される。 解凍槽兼冷凍槽(2)の槽底板(4)には、単種又は複数種の水中波動発振器(5)が、単数又は複数装着される。 解凍槽兼冷凍槽(2)内のアルコール添加水(3)は、氷温水中解凍と冷凍加工の両者兼用の為に、水温を0°Cから-35°Cから45°C前後の任意温度に制御可能にする為に、アルコール添加水(3)の冷却装置(6)が装着され、循環ポンプ(7)でアルコール添加水(3)の目的水温を達成維持する。 氷温解凍の時はアルコール添加水(3)は-2°Cから-4°C前後温度に、又冷凍加工の時は冷凍可能な温度に、その間の必要温度が選択可能なアルコール添加水(3)はアルコール添加水温度調節器(8)によって調整される。 解凍槽兼冷凍槽(2)上部には、氷温解凍時に使用される解凍物(8)の水面浮上防止、解凍物過大量挿入防止、及び時には解凍時短目的で水中波動発振器(5)が装着された、落とし蓋付き槽カバー(10)が装着される。 氷温解凍時に使用する場合、水中波動発振器(5)が複数種装着されている場合は種類毎に分割稼働可能な電気印加結線、或は、単数種で複数装着の場合で数別分割稼働が必要な場合には、数別分割電気印加結線で結続されて、セレクトスイッチ(11)の選択切り替えで、解凍物(9)の大きさ又は数量によって、水中波動発振器(5)の分割稼働が可能な様にして、一定時分の水中波動発振器(5)の装着数全量の稼働と、装着数の分割稼働の両者が可能とする。 水中波動発振器(5)の稼働時間を制御する水中発振器稼働タイマー(12)が設置され、これらを電気的制御する電気制御盤(13)が付設され、解凍目的と冷凍加工目的の両者兼用の、アルコール添加水による水中解凍機兼冷凍機。
IPC (3件):
A23L 3/365 ,  A23L 3/36 ,  F25D 23/12
FI (3件):
A23L3/365 Z ,  A23L3/36 A ,  F25D23/12 Q
Fターム (7件):
4B022LB01 ,  4B022LF06 ,  4B022LF11 ,  4B022LN05 ,  4B022LQ04 ,  4B022LQ07 ,  4B022LQ10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 解凍機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-216529   出願人:伸洋産業株式会社

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