特許
J-GLOBAL ID:200903038847737061

液体吐出方法および装置とこれらに用いられる液体吐出ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-146319
公開番号(公開出願番号):特開平9-226125
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 極めて長時間記録動作が行われずに放置された場合や環境条件が非常に低い温度や湿度の場合、吐出液の吐出口からの蒸発等に伴う液体の増粘や固着が発生する場合に吐出性能のバラツキや吐出液体の記録媒体へのにじみ等の特性のバラツキの発生を防止する液体吐出ヘッドおよび装置等を提供すること。【解決手段】 液体吐出ヘッドは液体を吐出する吐出口18と、液体に気泡を発生させる気泡発生領域と、この領域に面して配され、第1の位置とこの位置よりも気泡発生領域から遠い第2の位置との間を変位可能な下流側に自由端を備えた可動部材31とを有する。このヘッドを用いた液体吐出方法においては、少なくとも吐出開始前の非吐出時の所定時間に液吐出のための液流路内の液体の状態を改善するための動作を行う。液体の状態を変える動作とは、記録に係る液吐出とは別の吐出動作で液体を排出する。
請求項(抜粋):
液体を吐出する吐出口と、液体に気泡を発生させる気泡発生領域と、前記気泡発生領域に面して配され、第1の位置と該第1の位置よりも気泡発生領域から遠い第2の位置との間を変位可能な下流側に自由端を備えた可動部材とを有するヘッドを用い、該可動部材を、前記気泡発生領域での気泡の発生に基づく圧力によって、前記第1の位置から前記第2の位置へ変位させ、前記可動部材の変位によって前記気泡を前記吐出口に向かう方向の上流よりも下流に大きく膨張させることで前記気泡を前記吐出口方向へ導くことにより液体の吐出を行う液体吐出方法であって、前記液体吐出ヘッドの構造を利用して、少なくとも吐出開始前または非吐出時に液吐出のための液流路内の前記液体の状態を改善するための動作を行うことを特徴とする液体吐出方法。
IPC (3件):
B41J 2/05 ,  B41J 2/175 ,  B41J 2/16
FI (3件):
B41J 3/04 103 B ,  B41J 3/04 102 Z ,  B41J 3/04 103 H
引用特許:
審査官引用 (7件)
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