特許
J-GLOBAL ID:200903038873339953

排ガスの脱塵処理装置と方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-198755
公開番号(公開出願番号):特開2001-025626
出願日: 1999年07月13日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】【課題】 脱硫装置出口で噴霧する冷却水中の固形物濃度の増加を防止して煙突出口のガス中の煤塵濃度が増加することを防止すること。【解決手段】 吸収塔12出口のガス流路にミストエリミネータ40a、40bを2段設置し、ミストエリミネータ40a、40b間に脱硫後のガスに冷却水の液滴を冷却部33から噴霧する。吸収塔12から飛散する固形物を含んだミストの内の大部分及び固形物が前段ミストエリミネータ40aで除去され、吸収塔12に回収される。サブミクロン単位の粒径を有する煤塵は後段ミストエリミネータ40bにより捕集され、冷却水及び固形物と共に冷却水タンク30に戻され、冷却部33で再度使用される。冷却水と共に回収した凝縮水及びミスト中の水分を吸収塔12に戻すため、冷却水中の固形物濃度は0.1%以下にでき、後段ミストエリミネータ40bに捕集された冷却水がミストとして再飛散しても、ミスト中の固形物濃度が0.1%以下であるため煙突13出口の煤塵濃度の増加はほとんどない。
請求項(抜粋):
燃焼排ガスをアルカリ性の吸収液と接触させて排ガス中の硫黄酸化物を吸収除去する脱硫装置より排出される脱硫後のガス流路に設けられたガス流れ方向に逆向きにガスより低い温度の液滴をガスに対して噴霧する液滴噴霧手段と、前記液滴噴霧手段に冷却水を供給するための冷却水系統と、前記液滴噴霧手段の前段と後段側のガス流路にそれぞれ設けられたミストエリミネータと、前記前段ミストエリミネータによって捕集されたミストは吸収塔へ戻す流路と、前記後段ミストエリミネータによって捕集されたミストは冷却水系統に戻す流路とを備えたことを特徴とする排ガスの脱塵処理装置。
IPC (6件):
B01D 47/06 ,  B01D 50/00 501 ,  B01D 50/00 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/50 ,  B01D 53/77
FI (5件):
B01D 47/06 A ,  B01D 50/00 501 J ,  B01D 50/00 501 L ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 125 E
Fターム (20件):
4D002AA02 ,  4D002BA02 ,  4D002BA13 ,  4D002BA14 ,  4D002BA16 ,  4D002CA01 ,  4D002CA20 ,  4D002DA05 ,  4D002DA16 ,  4D002EA01 ,  4D002EA02 ,  4D002EA05 ,  4D002FA03 ,  4D032AC07 ,  4D032AC39 ,  4D032BA01 ,  4D032BA06 ,  4D032BB18 ,  4D032BB20 ,  4D032DA01
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 湿式排煙脱硫装置および方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-335312   出願人:バブコック日立株式会社
  • 排ガスの処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-026493   出願人:三菱重工業株式会社
  • 排煙脱硫装置と方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-328825   出願人:バブコック日立株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 湿式排煙脱硫装置および方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-335312   出願人:バブコック日立株式会社
  • 排ガスの処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-026493   出願人:三菱重工業株式会社
  • 排煙脱硫装置と方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-328825   出願人:バブコック日立株式会社
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