特許
J-GLOBAL ID:200903038916973350

有機電解液二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-150684
公開番号(公開出願番号):特開平11-067271
出願日: 1992年12月10日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 充放電サイクルの進行にともなう放電容量の低下が少なく、低温での放電容量が大きい有機電解液二次電池を得る。【構成】 リチウムイオンを吸蔵放出する物質からなる正極と、リチウムイオンを吸蔵放出する炭素材料からなる負極と、有機電解液とから構成される有機電解液二次電池であって、電解液がエチレンカーボネート(EC)とジメチルカーボネート(DMC)とジエチルカーボネート(DEC)との混合溶媒からなり、該混合溶媒の組成を、ECとDMCとの組成比率が体積比で1:1とし、かつDECの組成比率を溶媒全体の10vol%以上〜33vol%未満とすることにより、DECの組成比率に応じて-22°C〜-35°Cの範囲の一定の凝固点と8.2〜6.0mS/cmの高いイオン導電率を有し、該イオン導電率は、該一定の凝固点を有するEC-DMC-DEC組成の中で最も大きい値である組成とすることにより、高温下で充放電サイクルを繰り返した場合の放電容量の保持特性および低温での充放電特性をともに向上させる。
請求項(抜粋):
リチウムイオンを吸蔵放出する物質からなる正極と、リチウムイオンを吸蔵放出する炭素材料からなる負極と、有機電解液とから構成される有機電解液二次電池であって、電解液がエチレンカーボネート(EC)とジメチルカーボネート(DMC)とジエチルカーボネート(DEC)との混合溶媒からなり、該混合溶媒の組成を、ECとDMCとの組成比率が体積比で1:1とし、かつDECの組成比率を溶媒全体の10vol%以上〜33vol%未満とすることにより、DECの組成比率に応じて-22°C〜-35°Cの範囲の一定の凝固点と8.2〜6.0mS/cmの高いイオン導電率を有し、該イオン導電率は、該一定の凝固点を有するEC-DMC-DEC組成の中で最も大きい値である組成とすることにより、高温下で充放電サイクルを繰り返した場合の放電容量の保持特性および低温での充放電特性をともに向上させたことを特徴とする有機電解液二次電池。
FI (2件):
H01M 10/40 A ,  H01M 10/40 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • リチウム二次電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-360254   出願人:三洋電機株式会社
  • 非水電解液電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-042009   出願人:ソニー株式会社

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