特許
J-GLOBAL ID:200903038988861629

負圧式倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-341141
公開番号(公開出願番号):特開平9-240462
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 変圧室から定圧室への大気の流動をスムーズに行うことにより、速やかに出力が減少され、更に、音の発生を抑制する負圧式倍力装置を提供すること。【解決手段】 パワーピストン15の外周側面を形成する外筒部20と、その入力端部側に負圧制御用弁座15aを有する内筒部21と、外筒部20と内筒部21とを繋ぐ連結部22とを備え、連結部22には内筒部21の内部の空間と変圧室とを連通する第1通路23を配設し、連結部22の入力側端面22aaを第1通路23を横断する平面内で入力側へ向けて凸状に形成した。
請求項(抜粋):
内部に圧力室を形成するハウジングと、前記ハウジング内に設置され、前記圧力室を負圧源に連通する定圧室と前記定圧室及び大気に選択的に連通される変圧室とに分割する可動壁と、前記可動壁と一体的に連結され、前記ハウジングの入力側の壁を気密に且つ摺動可能に貫通している外筒部と前記外筒部の内側に同軸に配置された内筒部及び前記内筒部の外周と前記外筒部の内周とを連結する連結部を有するパワーピストンと、前記変圧室を前記内筒部の内部の空間と常時連通するため前記連結部の内部に設けられた、前記パワーピストンの半径方向に延在する第1通路と、前記外筒部の内周と前記内筒部の外周との間の空間を前記定圧室と常時連通するため前記パワーピストンの内部に形成された第2通路と、前記内筒部の入力側端部に形成された環状の負圧制御用弁座と、前記内筒部の内部に設置されていて作動時に軸方向へ移動可能な入力部材と、前記入力部材に設けられた環状の大気制御用弁座と、前記パワーピストンの推進力を装置外へ出力する出力部材と、前記パワーピストンに対する前記入力部材の軸方向移動に応じて前記内筒部の内部の空間を前記外筒部の内周と前記内筒部の外周との間の前記空間又は前記大気に選択的に連通するため前記負圧制御用弁座及び前記大気制御用弁座と共働するコントロール部材とを備え、前記連結部の入力側の端面は、前記第1通路を横断する平面内で入力側へ向けて凸状に形成されている負圧式倍力装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-294455   出願人:自動車機器株式会社

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