特許
J-GLOBAL ID:200903039019483842

投射型表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三品 岩男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-326644
公開番号(公開出願番号):特開平10-026936
出願日: 1996年12月06日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】RGB三色を分離してそれぞれを変調した後、再び重ね合わせて投射するカラーの投射型表示装置であって、照度ムラが小さいカラー画像を表示することのできる装置を提供する。【解決手段】RGB三色を変調する際に用いる、偏光ビームスプリッタ115、215、315を光弾性定数の絶対値が最小値をとる波長がそれぞれに異なる基材により構成する。これにより、その偏光ビームスプリッタで分離する光の波長についての基材の光弾性定数の絶対値を小さくすることができるため、RGB各色について、応力による複屈折が生じにくい。よって、偏光分離性能の乱れが生じにくく、照度ムラを低減することができる。
請求項(抜粋):
波長の異なる第1、第2、第3の光をそれぞれ異なる方向に出射する光源部と、前記第1、第2、第3の光にそれぞれ画像情報を与えるために、前記第1、第2、第3の光の強度をそれぞれ変調する第1、第2、第3の空間光変調素子と、前記空間光変調素子による反射光の光路を、入射光の光路から分離するために、前記光源部と前記第1、第2、第3の空間光変調素子との間にそれぞれ配置された第1、第2、第3の偏光分離部と、前記第1、第2、第3の分離部が分離した前記反射光を重ね合わせて投射する投射光学系とを有し、前記第1、第2、第3の偏光分離部は、それぞれ、前記第1、第2、第3の空間光変調素子への入射光および反射光のうちの少なくとも一方が内部を通過する光学部材を有し、前記第1の偏光分離部の前記光学部材を構成する基材、前記第2の偏光分離部の前記光学部材を構成する基材、および、第3の偏光分離部の前記光学部材を構成する基材は、光弾性定数の絶対値が最小となる波長が互いに異なることを特徴とする投射型表示装置。
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る