特許
J-GLOBAL ID:200903039024922013

固体高分子型燃料電池発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲桑▼原 史生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-197730
公開番号(公開出願番号):特開平7-029591
出願日: 1993年07月16日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】 固体高分子膜を電解質とする燃料電池と改質器とを含む固体高分子型燃料電池発電装置において、固体高分子電解質膜を加湿すると共に、改質器からの改質ガスを燃料電池の運転温度近くに下げて燃料極に供給することを、簡単なシステム構成で可能にする。【構成】 改質器12の改質部14からの水素リッチな改質ガスは250°Cあるいはそれ以上の高温となっているが、バブリング室18において水中を気泡状態で上昇通過する間に100°C程度に冷却されて、固体高分子型燃料電池10の燃料極に供給される。同時にバブリング室内の水が熱せられて水蒸気を生成し、改質ガスと共に燃料極に供給され、燃料極を介して固体高分子電解質膜を加湿する。バブリング室内の水温は、隣接する第2のバブリング室20内の水温によって伝熱制御され、100°C近くの温度に維持される。第2のバブリング室内の水は、改質器の燃焼部16から供給される燃焼排ガスが該水中を通過することによって加熱される。
請求項(抜粋):
固体固体高分子電解質膜の両側に燃料極と酸化極とが接合されてなる燃料電池と、液体燃料を原料として改質反応することにより前記燃料電池の燃料極に供給すべき水素リッチな改質ガスを生成する改質器とを有する固体固体高分子型燃料電池発電装置において、前記改質器から前記燃料電池の燃料極に至る改質ガス供給経路にバブリング室を介在せしめ、前記改質器からの改質ガスを前記バブリング室において気泡状態で水中に通過させる間に改質ガスと水との間で熱交換を行い、改質ガスを冷却すると共に水を熱して水蒸気を生成し、冷却された改質ガスと水蒸気との混合気を前記燃料電池の燃料極に供給するよう構成されてなることを特徴とする固体高分子型燃料電池発電装置。
IPC (2件):
H01M 8/06 ,  H01M 8/10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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