特許
J-GLOBAL ID:200903039032220982
反射防止フィルム、偏光板、およびそれを用いた画像表示装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
小栗 昌平
, 本多 弘徳
, 市川 利光
, 高松 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-161483
公開番号(公開出願番号):特開2006-337663
出願日: 2005年06月01日
公開日(公表日): 2006年12月14日
要約:
【課題】 本発明の目的は、耐久性(特に耐光性)に優れていて外観変化を起こしにくく、さらには支持体や反射防止構成層間での密着性に優れた反射防止フィルムを提供すること。更には、該反射防止フィルムを用いた偏光板や画像表示装置を提供すること。【解決手段】 透明支持体、ハードコート層、および前記透明支持体の屈折率よりも低い屈折率を有する低屈折率層がこの順で積層されており、前記3つの層の間のいずれか1つ以上にさらに他の層が積層されていてもよく、前記低屈折率層が少なくとも1種の無機微粒子を含有する層である反射防止フィルムであって、耐光性試験前後でのCIE標準光源D65の入射角5°の正反射光の色味の変化がCIE1976L*a*b*色空間における色差ΔE*ab値が3.0以下である反射防止フィルム。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
透明支持体、ハードコート層、および前記透明支持体の屈折率よりも低い屈折率を有する低屈折率層がこの順で積層されており、前記3つの層の間のいずれか1つ以上にさらに他の層が積層されていてもよく、前記低屈折率層が少なくとも1種の微粒子を含有する層である反射防止フィルムであって、JIS K 5600-7-5に記載の耐光性試験前後における下記数式(I)により算出されるCIE1976L*a*b*色空間における色差ΔE*ab値が3.0以下であることを特徴とする反射防止フィルム。
数式(I): ΔE*ab=[(ΔL*)2+(Δa*)2+(Δb*)2]1/2
ΔL*=L1*-L2*
Δa*=a1*-a2*
Δb*=b1*-b2*
(式中、L1*,a1*,b1*およびL2*,a2*,b2*は、反射防止フィルムのCIE標準光源D65の入射角5°の入射光に対する正反射光の色味をCIE1976L*a*b*色空間のL*値,a*値,b*値で表したものである。L1*,a1*,b1*は、前記耐光性試験を実施する前の反射防止フィルムのL*値,a*値,b*値を表し、L2*,a2*,b2*は、前記耐光性試験を実施した後の反射防止フィルムのL*値,a*値,b*値を表す。)
ただし、前記耐光性試験は、JIS K 5600-7-5に記載の方法で、放射照度100±25W/m2(波長310nm〜400nm)、試験槽内温度35±5°C、ブラックパネル温度50±5°C、相対湿度65±15%で2000時間行うものである。
IPC (3件):
G02B 1/11
, B32B 7/02
, G02B 5/30
FI (3件):
G02B1/10 A
, B32B7/02 103
, G02B5/30
Fターム (43件):
2H049BA02
, 2H049BB65
, 2H049BC22
, 2K009AA03
, 2K009AA15
, 2K009BB28
, 2K009CC09
, 2K009CC26
, 2K009CC42
, 2K009DD02
, 2K009DD05
, 2K009DD06
, 4F100AA01B
, 4F100AA01C
, 4F100AA20B
, 4F100AA20C
, 4F100AH06B
, 4F100AH06C
, 4F100AK17C
, 4F100AK25C
, 4F100AL01C
, 4F100AR00C
, 4F100AT00A
, 4F100BA03
, 4F100BA10A
, 4F100BA10C
, 4F100CA30C
, 4F100CC00B
, 4F100CC00C
, 4F100DE01B
, 4F100DE01C
, 4F100DJ00B
, 4F100DJ00C
, 4F100GB41
, 4F100JB14C
, 4F100JK12B
, 4F100JL12
, 4F100JN01A
, 4F100JN17B
, 4F100JN18C
, 4F100JN30
, 4F100YY00B
, 4F100YY00C
引用特許:
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