特許
J-GLOBAL ID:200903039079063893
マイクロリアクターおよびその利用法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-208499
公開番号(公開出願番号):特開2005-066382
出願日: 2003年08月22日
公開日(公表日): 2005年03月17日
要約:
【課題】流体性質の異なる2つの非相溶系反応流体間の界面を安定に形成し、かつ保ちながら流通させることができるマイクロリアクターを作製するとともに、その利用法を提供する。【解決手段】表面に反応流路1aが形成された第1基板1と、基板表面に反応流路2aが形成された第2基板2とを備え、反応流路1aの内壁1bは、少なくとも1つの反応流体と親和性を有し、反応流路2aの内壁2bは、反応流路1aの内壁1bと親和性を有する反応流体以外の少なくとも1つの反応流体と親和性を有し、第1基板1と第2基板2とは、反応流路1a、2aが形成されている面が互いに対向するように接着されており、反応流路1aと反応流路2aとが、内壁1bと内壁2bとが一体となってマイクロチャネル20を形成するように接合されているマイクロリアクター10によれば、反応流体間の界面を安定に保ちつつ流通させることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも2種類の非相溶系反応流体を流通または反応させるためのマイクロチャネルを有するマイクロリアクターであって、
基板表面に反応流路が形成されている第1基板と、
基板表面に、上記第1基板表面の反応流路と略同一幅、略同一長さの流路であって、形状が上記第1基板表面の反応流路の全部、または一部に対する略鏡像形状の流路を含む反応流路が形成されている第2基板とを備えており、
上記第1基板の反応流路内壁は、上記非相溶系反応流体のうち、少なくとも1つの反応流体と親和性を有するように形成されており、
上記第2基板の反応流路内壁は、上記非相溶系反応流体のうち、第1基板の反応流路内壁と親和性を有する反応流体以外の少なくとも1つの反応流体と親和性を有するように形成されており、
上記第1基板と第2基板とは、反応流路が形成されている面が互いに対向するように接着されているとともに、
上記第1基板表面の反応流路と第2基板表面の反応流路とが、第1基板表面の反応流路内壁と第2基板表面の反応流路内壁とが一体となって閉じたマイクロチャネルを形成するように、互いの内壁を対向させて接合されていることを特徴とするマイクロリアクター。
IPC (3件):
B01J19/00
, B81B1/00
, G01N37/00
FI (3件):
B01J19/00 321
, B81B1/00
, G01N37/00 101
Fターム (12件):
4G075AA02
, 4G075AA13
, 4G075AA39
, 4G075BA10
, 4G075BD01
, 4G075BD13
, 4G075BD15
, 4G075DA02
, 4G075EB21
, 4G075FB02
, 4G075FB04
, 4G075FB06
引用特許:
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