特許
J-GLOBAL ID:200903039091974915

波長分散及び波長分散スロープを可変出来る装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-058947
公開番号(公開出願番号):特開2002-258207
出願日: 2001年03月02日
公開日(公表日): 2002年09月11日
要約:
【要約】【課題】 任意の波長分散および波長分散スロープを生じさせ、実際に光ファイバに蓄積された波長分散および波長分散スロープを多チャネルの多波長領域において同時に分散補償する装置を提供する。【解決手段】 VIPA板から角分散されて出力された各波長の光は、レンズによって集束されると共に、光路ずれ生成手段及び光路ずれ量可変手段を兼ねるグレーティング対によって、回折され、異なる波長の光の光路にずれを生じさせる。このようにして、分散平坦化3次元ミラーに光を反射させて、再びVIPA板に入力すると、波長によって、3次元ミラーの分散補償量の異なる部分にあたるので、波長毎に異なる波長分散量を実現でき、従って、WDM光の波長全般にわたる波長分散量の調整と波長分散スロープの調整を独立に行うことが出来る。
請求項(抜粋):
光を受け取り、光を出力する複数の透過域を持ち、その透過域内で連続する波長を複数持つ入力光を受け取り、入力光の多重反射を行って、前記連続する波長範囲内の他の波長を持つ入力光に対して形成された出力光とは空間的に区別することの出来る出力光を形成し、自己干渉を行わせることにより、前記出力光を実質的に直線状の分散方向に、各々の波長によって異なる出力角度で分散させるバーチャリ・イメージド・フェーズド・アレイ(VIPA)と、VIPAによって形成される出力光を集束させるレンズと、集束した光を前記レンズに反射して戻し、前記レンズは、反射された出力光をVIPAに戻し、それによって反射された出力光がVIPA内で多重反射を受けて、VIPAから透過域を通じて出力されるようにするミラーであって、VIPAによる角分散方向に対して、VIPAからの出力光に各波長によらず略一定の波長分散を与えるような形状を有し、かつVIPAの角分散方向に対して実質的に垂直な方向に対して、異なる波長分散を与える形状を有しているミラーと、該レンズとミラーとの間に、VIPAの角分散方向に対して実質的に垂直な方向に、各々の波長によって実質的に平行に光路ずれを生じさせる手段と、光路ずれ量を可変する手段とを備え、光路ずれ量に応じて波長分散スロープを、該波長分散とは独立に可変することを特徴とする装置。
IPC (6件):
G02B 27/00 ,  G02B 5/18 ,  G02B 5/28 ,  G02B 6/293 ,  H04B 10/02 ,  H04B 10/18
FI (5件):
G02B 5/18 ,  G02B 5/28 ,  G02B 27/00 Z ,  G02B 6/28 D ,  H04B 9/00 M
Fターム (13件):
2H048GA13 ,  2H048GA15 ,  2H048GA48 ,  2H048GA60 ,  2H049AA40 ,  2H049AA50 ,  2H049AA59 ,  2H049AA62 ,  2H049AA63 ,  2H049AA66 ,  5K002AA06 ,  5K002CA01 ,  5K002DA02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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