特許
J-GLOBAL ID:200903039146166015
内燃機関の燃料噴射割合制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-103702
公開番号(公開出願番号):特開2007-278137
出願日: 2006年04月05日
公開日(公表日): 2007年10月25日
要約:
【課題】 ポート噴射弁と筒内噴射弁とを気筒毎に備えたデュアルインジェクションシステムと、吸気弁の開弁期間が変更され得る可変バルブタイミング装置とを備えた内燃機関において、吸気弁燃料付着量が過度に大きくなることを回避すること。【解決手段】 この燃料噴射割合制御装置は、「吸気弁の開弁期間VLが短くなるほど吸気弁の温度が低下して吸気弁燃料付着量が大きくなる傾向」があることを考慮して、ポート噴射割合αを決定する。燃焼室を構成する部材の温度Twcと、吸気弁の開弁期間VLに基づく吸気弁温度Twvとの差ΔTに基づいて補正係数γ(0≦γ≦1)が決定され、ポート噴射割合αが、ポート噴射割合の基準値α1を小さくなる方向に補正した値(=α1・γ)に決定される。この結果、ポート噴射弁から噴射される燃料の量が小さくされて、吸気弁の開弁期間VLが短いことに起因する吸気弁燃料付着量の過度の増大が回避され得る。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気弁よりも上流の吸気通路に燃料を噴射するポート噴射手段と、
燃焼室内に燃料を噴射する筒内噴射手段と、
前記吸気弁の開弁期間を前記内燃機関の運転状態に応じて変更する開弁期間変更手段と、
を備えた内燃機関に適用される内燃機関の燃料噴射割合制御装置であって、
前記ポート噴射手段から噴射される燃料の量であるポート噴射量と前記筒内噴射手段から噴射される燃料の量である筒内噴射量の割合である噴射割合を決定する噴射割合決定手段と、
前記吸気弁に付着している燃料の量である吸気弁燃料付着量を推定する吸気弁燃料付着量推定手段と、
前記決定された噴射割合と、前記推定された吸気弁燃料付着量とに基づいて前記ポート噴射量を決定するポート噴射量決定手段と、
前記決定された噴射割合に基づいて前記筒内噴射量を決定する筒内噴射量決定手段と、
を備えた内燃機関の燃料噴射割合制御装置であって、
前記内燃機関の運転状態に応じて変更される吸気弁の開弁期間を表す値を取得する開弁期間取得手段を更に備え、
前記噴射割合決定手段は、
前記内燃機関を制御するための機関制御パラメータのうち少なくとも前記吸気弁の開弁期間を表す値に基づいて前記噴射割合を決定するように構成された内燃機関の燃料噴射割合制御装置。
IPC (2件):
FI (3件):
F02D41/04 330P
, F02D45/00 364K
, F02D45/00 314Z
Fターム (36件):
3G301HA04
, 3G301JA12
, 3G301LB04
, 3G301MA11
, 3G301MA27
, 3G301NA06
, 3G301NA08
, 3G301NB02
, 3G301ND01
, 3G301ND45
, 3G301PA10Z
, 3G301PA11Z
, 3G301PB03Z
, 3G301PB10Z
, 3G301PD02Z
, 3G301PE03Z
, 3G301PE08Z
, 3G301PE10Z
, 3G384AA06
, 3G384BA13
, 3G384DA09
, 3G384DA38
, 3G384EA01
, 3G384EA26
, 3G384ED06
, 3G384ED07
, 3G384EE31
, 3G384FA04Z
, 3G384FA14Z
, 3G384FA25Z
, 3G384FA28Z
, 3G384FA37Z
, 3G384FA49Z
, 3G384FA58Z
, 3G384FA61Z
, 3G384FA86Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
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内燃機関の燃料噴射量制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-118879
出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所, トヨタ自動車株式会社
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