特許
J-GLOBAL ID:200903039163119624

チャープ式SAWスペクトル拡散変復調器、これを用いた通信装置及びシステム、チャープ信号の多重化方法、多重化チャープ信号からの相関検出方法並びにチャープ式SAWスペクトル拡散変復調器の構成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-048900
公開番号(公開出願番号):特開平7-254868
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 インパルス印加のみで時間に対して滑らかなチャープ信号を生成でき、使用機器の小形軽量化が可能で使用可能温度範囲が広いチャープ式SAWスペクトル拡散変復調器を得る。簡素な回路構成でチャープ信号の良好な多重化を実現する。【構成】 インパルス入力電極2にインパルスを印加すると、共通電極3からは、波形整形されたチャープ信号が得られる。このチャープ信号を共通電極3に印加し、復調信号出力電極4から信号を取り出すと、チャープ信号がパルス圧縮される。共通電極3の周波数特性の複素共役性を利用する。インパルスの入力時間間隔を、チャープ信号の持続時間より短くすることにより、多重化されたチャープ信号が簡素な構成で得られる。
請求項(抜粋):
その表面において弾性表面波を伝搬可能な圧電基板と、上記表面に構成された入力電極及び出力電極を有し、インパルスが入力電極に入力された場合に出力電極からチャープ信号を出力する第1のSAWフィルタと、上記表面に構成された入力電極及び出力電極を有し、スペクトル拡散変調された信号が入力電極に入力された場合にこの信号とチャープ信号との相関を検出する第2のSAWフィルタと、を備え、第1のSAWフィルタの入力電極及び出力電極のいずれか一方が第2のSAWフィルタの入力電極及び出力電極のいずれか一方と共通の電極として構成され、弾性表面波を第1のSAWフィルタ側に送波又は受波するのかそれとも第2のSAWフィルタ側に送波又は受波するのかの相違により生じる当該共通の電極の周波数特性の複素共役性を用い、単一の圧電基板上でチャープ信号の生成及び相関検出を行うことを特徴とするチャープ式SAWスペクトル拡散変復調器。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H03H 9/44
引用特許:
出願人引用 (2件)

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