特許
J-GLOBAL ID:200903039176766157
アレーアンテナ送信装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
青山 正和
, 志賀 正武
, 渡邊 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-096234
公開番号(公開出願番号):特開2007-274251
出願日: 2006年03月31日
公開日(公表日): 2007年10月18日
要約:
【課題】複数パスの各受信信号に基づいた空間角度広がりを考慮した送信ビーム制御を実現する。【解決手段】受信相関行列演算部13は、アレーアンテナ部11で受信した信号からパス検出部132で検出したパス毎に受信復調部131で復調後に相関行列を求め、相関行列加算部133で加算し、移動局当たりの相関行列を求める。受信相関行列演算部13で求めた相関行列に基づいて、水平面方向推定部14では移動局の方向を推定し、空間角度広がり推定部15では各移動局に対応する伝搬路の空間角度広がりを推定する。送信ビーム制御部16は、水平面方向推定部14及び空間角度広がり推定部15の推定結果と、事前に測定してアレーアンテナ特性記憶部17に記憶されたアレーアンテナ特性を用いて、各移動局用の送信アレー重みベクトルを算出し送信ビーム形成部18に出力して送信ビーム制御を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
移動局への伝搬路特性を推定して送信を行うアレーアンテナ送信装置であって、
複数のアンテナ素子から構成されるアレーアンテナと、
前記アレーアンテナによる受信信号に基づいて前記移動局との間に形成される伝搬路を検出する伝搬路検出手段と、
前記伝搬路検出手段で検出された伝搬路毎に、該伝搬路を経由して前記複数のアンテナ素子の各々で受信した信号を復調する復調手段と、
前記複数のアンテナ素子の各々に対応して前記復調手段で復調された信号間の相関行列を求める相関行列演算手段と、
前記伝搬路検出手段で検出された伝搬路毎に前記相関行列演算手段で求められた相関行列を加算する相関行列加算手段と、
前記相関行列加算手段の加算結果に基づいて前記移動局の存在する方向を推定する移動局方向推定手段と、
前記相関行列加算手段の加算結果に基づいて前記移動局との間に形成される伝搬路の空間角度広がりを推定する空間角度広がり推定手段と、
下り回線周波数におけるアレーアンテナ特性を記憶するアレーアンテナ特性記憶手段と、
前記移動局方向推定手段と空間角度広がり推定手段とによる推定結果と前記アレーアンテナ特性とに基づいて、前記アレーアンテナから送信する送信ビームの重み付けである送信アレー重みベクトルを算出する送信ビーム制御手段と、
前記送信ビーム制御手段で算出された送信アレー重みベクトルに基づいて、前記アレーアンテナを構成する各アンテナ素子から出力する送信ビームを形成する送信ビーム形成手段と
を具備することを特徴とするアレーアンテナ送信装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (14件):
5J021AA05
, 5J021AA09
, 5J021AB01
, 5J021DB01
, 5J021EA07
, 5J021FA30
, 5J021HA05
, 5K067AA23
, 5K067CC01
, 5K067CC10
, 5K067EE02
, 5K067EE10
, 5K067KK02
, 5K067KK03
引用特許:
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