特許
J-GLOBAL ID:200903039177378592

リクライニング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 末成 幹生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-266910
公開番号(公開出願番号):特開2001-087073
出願日: 1999年09月21日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 回動プレートの位置にかかわることなく、固定プレートから回動プレートが離脱しようと働く力を有効に抑えてスライドギヤとインターナルギヤとの係合力を高め、その結果として装置の小型軽量化および強度向上を図る。【解決手段】 ガイド部41,42を有する固定プレート21と、軸30と、インターナルギヤ66を有する回動プレート22と、一対のスライドギヤ70,71と、カム部材72と、回動プレート22をシートバックが前傾する方向へ回動させる渦巻きばね60等を備えている。固定プレート21に、両プレート21,22の離脱を阻止する保持部材59,59を、スライドギヤ70,71に近接させて設ける。保持部材59の回動プレート22を保持する部分の少なくとも一部が、スライドギヤ70,71の係合方向に延びる幅Wの範囲内に存している。
請求項(抜粋):
互いに対向する一対のガイド壁を有する第1のガイド部および互いに対向する一対のガイド壁を有する第2のガイド部が設けられた固定プレートと、上記固定プレートに水平方向の軸線回りに回転自在に設けられた軸と、上記固定プレートに対し上記軸を中心に相対回転可能に対向配置され、かつ該軸を中心とする円弧に沿ったインターナルギヤが設けられ、シートクッションに対し上記軸を中心に傾動自在に設けられるシートバックに一体に固定される回動プレートと、上記固定プレートに設けられ、上記回動プレートを回転自在に支持するとともに、固定プレートからの回動プレートの離脱を阻止する保持部材と、上記第1のガイド部の各ガイド壁間に収容され、かつ上記インターナルギヤに係合するロック位置とインターナルギヤから離れるロック解除位置とに亘って移動自在な第1のスライドギヤと、上記第2のガイド部の各ガイド壁間に収容され、かつ上記インターナルギヤに係合するロック位置とインターナルギヤから離れるロック解除位置とに亘って移動自在な第2のスライドギヤと、上記第1のスライドギヤと上記第2のスライドギヤとの間で上記軸に取り付けられ、該軸により回動させられることでこれらスライドギヤを同時に上記ロック位置と上記ロック解除位置とに亘って移動させるカム部材と、上記固定プレートと上記回動プレートとの間に介在され、上記回動プレートを上記シートバックが前傾する方向に回動させる付勢部材とを具備したリクライニング装置において、上記保持部材は、上記各スライドギヤに近接し、かつ少なくとも各スライドギヤに対して1つずつ設けられ、さらに、該保持部材の上記回動プレートを保持する部分の少なくとも一部が、スライドギヤの係合方向に延びる幅の範囲内にあることを特徴とするリクライニング装置。
IPC (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/22
FI (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/22
Fターム (8件):
3B087BD03 ,  3B099AA05 ,  3B099BA04 ,  3B099CA05 ,  3B099CA23 ,  3B099CA31 ,  3B099CB06 ,  3B099DA07
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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