特許
J-GLOBAL ID:200903039196624049

被覆ドリル

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-041993
公開番号(公開出願番号):特開2004-249394
出願日: 2003年02月20日
公開日(公表日): 2004年09月09日
要約:
【課題】Cr系皮膜の欠点である硬度を高めることにより耐摩耗性を改善し、優れた工具寿命を発揮する被覆ドリルを提供することを目的とする。【解決手段】被覆ドリルにおいて、該被覆はアーク放電式イオンプレーティング法により被覆された硬質皮膜であり、該硬質皮膜は、(AlxCr1-x-ySiy)(N1-α-β-γBαCβOγ)、0.45<x<0.75、0≦y<0.2、0≦α<0.12、0≦β<0.2、0.01≦γ≦0.25、からなり、X線回折強度I(200)/I(111)の値が0.5以上、6以下からなり、X線光電子分光分析における525eVから535eVの範囲に、少なくともCr、Al及び/又はSiと酸素との結合エネルギーを有し、該ドリルの基体は高速度鋼からなり、VとCoの和が重量%で10≦(V+Co)≦20、Crが重量%で3.8≦Cr≦4.5、としたことを特徴とする被覆ドリルである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被覆ドリルにおいて、該被覆はアーク放電式イオンプレーティング法により被覆された硬質皮膜であり、該硬質皮膜は、(AlxCr1-x-ySiy)(N1-α-β-γBαCβOγ)、但し、x、y、α、β、γは夫々原子比率を示し、0.45<x<0.75、0≦y<0.2、0≦α<0.12、0≦β<0.2、0.01≦γ≦0.25、からなり、X線回折における(111)面の回折強度をI(111)、(200)面の回折強度をI(200)とした時、I(200)/I(111)の値が0.5以上、6以下からなり、X線光電子分光分析における525eVから535eVの範囲に、少なくともCr、Al及び/又はSiと酸素との結合エネルギーを有し、該ドリルの基体は高速度鋼からなり、VとCoの和が重量%で10≦(V+Co)≦20、Crが重量%で3.8≦Cr≦4.5、としたことを特徴とする被覆ドリル。
IPC (2件):
B23B51/00 ,  C23C14/06
FI (2件):
B23B51/00 J ,  C23C14/06 L
Fターム (5件):
3C037CC04 ,  4K029BA64 ,  4K029BB00 ,  4K029BD05 ,  4K029DD06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 耐摩耗皮膜被覆工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-005136   出願人:日立ツール株式会社
  • 硬質皮膜被覆工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-140909   出願人:日立ツール株式会社

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